CroteamのNika Dvoravic女史が説く,Serious Samの開発現場で建築学が役に立ったこと,そうでなかったこと。 Nika Dvoravic女史が建築学を専攻していた当時,よもや実際には存在しない建物や世界をデザインする職業につくとは思っていなかった。だが,現在,ゲームデベロッパCroteamの環境アーティスト兼レベルデザイナーとして彼女が取り組んでいることは,まさにそれにほかならない。Serious Sam 4の開発では,学業経験と最新のテクノロジーの両方を駆使して,シリーズ最大の世界観を構築しようとしている。 さて,意欲ある建築家はいったいどういう経緯でゲーム業界に進んだのだろうか。年初に開催されたReboot Developで話を聞いたところによれば,3Dモデリング好きであることに由来するらしい。もともとアートと写真(とくに建築写真)への関心が高かった彼女は,すぐ
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