Web authentication API(WebAuthnとも呼ばれます)がついにFirefox 60で対応し、本格的な普及に向けて進み始めました。Google ChromeやEdgeでも次期バージョンから対応が予定されています。残るはSafariですが、こちらは未定となっています。ただ、MacBook Proには指紋認証も付いており、iPhoneでも指紋や顔認証が付いていることを考えると将来的にはWeb authentication API互換で使えるようになることでしょう。 今回はWeb authentication APIの仕組みについて紹介します。 肝は登録と認証 パスワードレス認証を可能にするためには、二つのイベントに対応する必要があります。一つはデバイスの登録で、これはすでにログインした状態で行われる処理です。もう一つは認証で、これはデバイスがユーザに変わって入力を行います
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