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ブックマーク / voluntas.medium.com (8)

  • GitHub Copilot Enterprise のススメ

    GitHubGitHub Copilot Enterprise というサービスをはじめました。かなり革命的なのですが、とにかく高い。利用するには一人 60 ドル/月 (GitHub Enterprise Cloud 21 ドル/月 + GitHub Copilot Enterprise 39 ドル/月)かかります。なので、気になってる人向けに実際に使ってみて何が嬉しいのかを雑に書いてみます。 Pull-Request サマリーの自動生成GitHub の Pull-Request を出すとき、レビューして貰うためにこの Pull-Request の変更点を整理して書くと思うのですが、これを自動生成してくれます。 https://github.com/sile/pixcil/pull/2これは弊社の社員が個人のリポジトリで GitHub Copilot Enterprise の機能を利用

    GitHub Copilot Enterprise のススメ
  • 無償での情報搾取

    IT 系零細企業を経営していて、特定の技術に強いと外から思われ始めると無償での技術情報の搾取を目的とした問い合わせが多くなる。 自分は残念ながら無償で技術情報の搾取をされた経験があるので、注意喚起として書いておく。この悪しき習慣を潰したい。 情報交換をしたいこのフレーズがメールの文章に含まれていた場合は、とても注意すべきだ。殆どの場合であなたの会社の方が情報を持っており、相手は無償で技術的な情報を得たいと考えていることが多い。 技術の分野の世界はとても狭いので、ほんとうの意味で情報交換を申し込んで来る人はあなたがすでに知っている人の可能性が高い。全く知らない人が情報交換を持ちかけてくるのはまず疑ったほうがいい。 知らない会社から「情報交換をしたい」と言われたら、丁重にお断りをするべきだ。情報交換をしたいと言ってきた会社から仕事につながった経験はまったくない。彼らは一方的な搾取を望んでいるだ

  • 低コストで高可用性を実現する

    自社製品の SaaS をリリースしたのですが、自分の中でのテーマは「低コスト高可用性を実現する」でした。設計に入る前にいろいろ検証して、なんとか自分がやりたかったことができたので雑に書いてみます。雑に読んでください。 低コスト単純に「低価格でサービスを提供したいから」です。維持や運用コストが高くなればなるほどサービスの価格も高くなります。 サービス自体の低コストを実現すれば、価格面での競争力を得ます。もともとの自社パッケージ製品は機能や性能、可用性では負ける要素はないので、勝負は価格面という認識し、そこをどう実現するかを設計の第一としました。 少人数関わる人間が増えれば増えるほど人件費も増え、さらにサービスの価格は高くなります。 そのため、今回はとにかく少人数で開発、運用できることを目標にしました。目指すのはサーバーが 100 台規模になったとしても片手で足りる人数でなんとかなるサービスで

  • Lua はオープンソフトウェアだが、オープン開発されたことは一度もない

    これは Lua のよくある質問からリンクされているメールの文章に書かれている文章で、 Lua のスタンスについて書いてある。 Lua is open software, but it has never been open developed.メールにはもう少し踏み込んで書かれているので興味ある人は読んでみてほしい。 この開発をオープンにしないという考えが自分にフィットしている、そのため自社で公開しているオープンソースは基的にこの考えを適用している。 理由としてはオープンな開発は負担が大きすぎると感じているのが一つある。小さな会社はリソースが少ないため、オープンな開発をやっていくのはとてもむずかしい。 もう一つの理由は、なにかあればパッチではなく、フォークして開発してもらうという方針を取りたいというのがある。自分たちでコントロールできる範囲で開発していきたいう考えが強いからだ。 開発をオ

    mizdra
    mizdra 2021/06/10
    へー
  • 一方通行な「情報交換させてください」

    Twitter では何度もつぶやいていたのだけれど、自分の意見をまとめておく。 「情報交換させてください」は殆どの場合で「自分はよく知らないので、貴方ならよく知ってるんだから教えて欲しい、タダで」というパターン。つまり一方通行が多い。 何者かわからない初対面の人に「Erlang/OTP の情報交換しましょう」と言われる怖さ。いや、貴方は誰なんだ。 特にビジネスでの「情報交換させてください」はネガティブな印象しか持たれないので当にやめたほうが良い。特に、その技術お金を稼いでいる会社に対して大変失礼だということを理解してほしい。 普通に技術的に困っているなら「困っているので相談にのってほしい」でいいし、興味があるなら「今はわからないが興味がある」でダメなのだろうか。 一方通行な「情報交換させてください」を撲滅したい。 一方通行な「情報交換をさせてほしい」の方に「技術相談ということであれば、

  • E2EE を開発していて思うこと

    ここ数ヶ月は自社製品向けの End to End (Media) Encryption の設計と実装をしています。年内での提供を目標として開発を進めてい見ていますが、色々感じることがあったので雑に書いていこうと思います。 前提自分は暗号やセキュリティの専門家ではない自社製品向けの E2EE は Signal や Google Duo が利用している実績のある仕組みを採用しているE2EE や暗号の専門家を招聘し、相談しながら開発している自分の E2EE に対する考え悪意あるサービス管理者からユーザを守るために存在する機能と考えています。 Signal プロトコルはよく考えられすぎているSignal が考えた Curve25519 (x25519/ed25519) を利用した X3DH / Double Ratchet の仕組みは安全すぎると感じるくらいです。 相手からメッセージを受信するたび

  • WebRTC を利用した配信の現実

    超低遅延、高画質な配信を実現するための選択肢の一つとして WebRTC があります。 ただ WebRTC はもともと少人数で双方向の配信を前提としているため、スケールしないというのが一般的な認識です。 せっかくなので WebRTC サーバを開発・販売している立場から WebRTC を利用した配信の現実がどの程度なのかを書いていこうと思います。 P2P モデルまずは WebRTC といえば P2P なので、WebRTC の P2P 利用についてお話する必要があります。 WebRTC の P2P 利用は、配信者が視聴者分の変換を行うという負担があることから、最大でも 10 名程度までしか配信できません。 さらに、何より配信者の PC 負荷がとても高くなるため、採用は趣味のページまででしょう。 ビジネスで P2P を配信に利用するのはとても現実的ではありません。

    WebRTC を利用した配信の現実
  • Discord の採用している技術

    Discord はゲーマー向けのボイスチャットサービス。テキストチャットもできるし最近ではビデオチャットや画面共有もできるようになった。 UI はかなり Slack に似ている、モダンなデザインということなんだろう。 WebRTC 技術を利用しているということで、とても気にはなっていたが使うタイミングがなかったことからあまり追いかけていなかったが、先日ビデオチャットと画面共有が追加されたということで色々調べてみることにした。

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