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ブックマーク / movie.maeda-y.com (11)

  • 超映画批評 - 「テラフォーマーズ」5点(100点満点中)

    「テラフォーマーズ」5点(100点満点中) 監督:三池崇史 出演:伊藤英明 武井咲 原作を改変してわざわざダメにする愚 コミックス累計発行部数1000万部を超える超人気コミックの、満を持した実写映画化「テラフォーマーズ」は、私があるツイートをしてしまったせいで公開前から大荒れ模様となってしまった。誰も見ていないようなフォロワー数なのに瞬く間に何千もリツイートされ、いくつものメディアに引用されるとはツイッター初心者の私は予想もしなかった。 そもそも、別に映画の中身を具体的に批判したわけでもネタバレしたわけでもないのに、いつの間にか「前田が「テラフォーマーズ」を酷評した」などと報道されているのは大変心外である。私はツイッター上でこの映画を酷評などしていない。酷評するのは、今からこの記事で、である。 人口が増え続ける21世紀の地球。人類は火星移住のため、テラフォーミング計画を実行する。それはある

    超映画批評 - 「テラフォーマーズ」5点(100点満点中)
    mizukemuri
    mizukemuri 2016/04/25
    まあ、あの予告編からして駄目な内容なのは分かっていたが…
  • 超映画批評「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」30点(100点満点中)

    「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」30点(100点満点中) 監督:樋口真嗣 出演:三浦春馬 長谷川博己 水原希子 ファンをないがしろにした報い 諫山創の人気漫画の実写映画版として期待されていた前編「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」は、当サイトの批評文に樋口真嗣監督が激しく反応したことで炎上騒動を巻き起こした。関係者やスタッフの度重なる燃料投下でそれは大火となり、結果として初動50億の興収を期待されながらいまだ30億程度と、ファンにそっぽを向かれる結果を招いた。今頃映画会社の偉い人たちは、頭を抱えていることだろう。 100年以上ぶりに現れた人い巨人たち。崩壊した壁を修復すべく調査兵団が奮闘する中、アルミン(郷奏多)をかばったエレン(三浦春馬)はなぜか巨人化し、他の巨人を攻撃し始めた。それを見た人類側の生き残りは、敵か味方かわからぬエレン

    mizukemuri
    mizukemuri 2015/09/13
    前置きは別の記事でやれって量だな
  • 超映画批評「寄生獣」25点(100点満点中)

    「寄生獣」25点(100点満点中) 監督:山崎貴 出演:染谷将太 深津絵里 これじゃない感が強い 岩明均の原作コミックを実写映画化した「寄生獣」はこの秋一番の大作として期待される話題作。だからこそ大ヒット請負人の山崎貴監督で挑んだわけだが、残念ながら失敗作に終わった。 のちにパラサイトと人類が呼ぶことになる奇妙な寄生生物に脳をい破られる寸前、とっさの判断でい止めた高校生・泉新一(染谷将太)は、しかし右手に寄生されてしまう。はからずも共生関係となったその生物をミギー(声:阿部サダヲ)を名付けた新一だが、他の寄生された者たちは他の人間を料とすべく、周囲の人々をひそかに襲い始めていた。 脳すなわち人間らしさを残したまま寄生獣の力を得た人間の高校生が、100%寄生獣となった元人間たちと戦うホラー風味のアクションドラマ。この「人間らしさ」と母性の関係性というものが、重要な物語の要素となっている

    mizukemuri
    mizukemuri 2014/11/26
    『のっけから夫婦漫才がごとき楽しい会話を交わすなど打ち解けあっている』▼うーn
  • 超映画批評「ルパン三世」3点(100点満点中)

    「ルパン三世」3点(100点満点中) 監督:北村龍平 出演:小栗旬 玉山鉄二 珍映画史・新たなる伝説 邦画における「漫画原作の映画化」において、珍作ということで必ず話題に上るのが「ルパン三世 念力珍作戦」(74年)である。何十年たっても語り継がれるほど難しい題材なのに、それをまた実写にしようというのだからよほどの自信があるのだろうと思われたが、ふたを開ければ念力珍作戦を上回るトンデモ映画であった。 若き大泥棒ルパン三世(小栗旬)は泣く子も黙る大泥棒だが、峰不二子(黒木メイサ)を救うため、せっかく盗んだ大事なお宝を簡単に手放すほど情に厚い男。ところがその優しさを利用され裏切られたばかりか、大恩あるドーソン(ニック・テイト)の命まで奪われてしまう。そんなルパンは信用できそうな次元(玉山鉄二)と組み、さらに石川五ェ門(綾野剛)を呼び寄せ秘宝をめぐる復讐戦に挑む。 キャスティングはどうあれ、「念力

    超映画批評「ルパン三世」3点(100点満点中)
    mizukemuri
    mizukemuri 2014/08/28
    狙ってこの点数入れたんだろうか…
  • 超映画批評「悪の法則」85点(100点満点中)

    「悪の法則」85点(100点満点中) 監督:リドリー・スコット 出演:マイケル・ファスベンダー ペネロペ・クルス ただの豪華キャスト映画ではない マイケル・ファスベンダー、ペネロペ・クルス、キャメロン・ディアス、ハビエル・バルデム、そしてブラッド・ピットと豪華出演陣に、テンポのいい編集がスタイリッシュな予告編。これってアタシみたいなオサレ女子にぴったりな映画じゃない?今日のフェイスブックのネタはこれできまりね! ──と思った推定40代女子のみなさん申し訳ない。それらはすべて映画宣伝会社の悪ふざけであり、万が一にもそんな気構えでこの映画を見ると、とんでもないトラウマを植え付けられかねないのでお気をつけいただきたい。 "カウンセラー"と呼ばれる若き敏腕弁護士(マイケル・ファスベンダー)は、あまりに美しい恋人のローラ(ペネロペ・クルス)との結婚に先立ち、ぜいたくな暮らしへの欲が出ていた。そこで旧

  • 超映画批評「スティーブ・ジョブズ」35点(100点満点中)

    「スティーブ・ジョブズ」35点(100点満点中) 監督:ジョシュア・マイケル・スターン 出演:アシュトン・カッチャー ダーモット・マローニー ドキュメンタリーで予習が必要 伝記とは個人の生涯を記録したものだが、伝記映画はそうではない。この両者の違いが分かっていない監督が伝記映画を作ると、「スティーブ・ジョブズ」のような作品が出来上がる。 既存の会社組織になじめない若きジョブズ(アシュトン・カッチャー)は、友人たちを集めてガレージでアップルコンピュータを創業する。独創的なアイデアと尽きない情熱、仲間たちの献身的な支えを武器に破竹の勢いで成長するジョブズとアップルだったが、やがて彼らは壁にぶち当たる。 伝記と伝記映画の違い。これを語り考察するのに作が最適なのは、ちょうど先月「スティーブ・ジョブズ1995 ~失われたインタビュー~」(11年、米)という、すぐれたドキュメンタリー(というか人の

  • 超映画批評「ガッチャマン」4点(100点満点中)

    「ガッチャマン」4点(100点満点中) Gatchaman 2013年8月24日公開 全国東宝系 2013年/日/カラー/113分/配給:東宝 原作:竜の子プロダクション 監督:佐藤東弥 脚:渡辺雄介 スタントコーディネーター:小池達朗 キャラクターデザイン:荒牧伸志(『APPLESEED』監督) VFX:白組 キャスト:松坂桃李 綾野剛 剛力彩芽 濱田龍臣 鈴木亮平 光石研 剛力ジュンが、原作ファンを過激に挑発 先ほど更新した「スター・トレック イントゥ・ダークネス」の記事で、「邦画エンタテイメントはハリウッドに比べて社会問題をテーマにするのが下手」と述べたが、その典型例がこれである。しかも、娯楽と時事性を高度に両立させて国の批評家筋から高い評価を得た前者と同週公開とは皮肉である。 21世紀初頭、侵略者ギャラクターにより地球の半分が壊滅した。彼らに対抗できるのは「石」の力を引き出せ

    mizukemuri
    mizukemuri 2013/08/22
    『映画のほとんどはこの剛力さんの一人ラブコメを楽しむ形になる』▼誰得か
  • 超映画批評「風立ちぬ」40点(100点満点中)

    「風立ちぬ」40点(100点満点中) 2013年7月20日 全国東宝系 2013年/日/カラー/126分/配給:東宝 原作・脚・監督:宮崎駿(「月刊モデルグラフィックス」連載) 音楽:久石 譲(サントラ/徳間ジャパンコミュニケーションズ)  主題歌:「ひこうき雲」荒井由実 (EMI Records Japan) 声の出演:庵野秀明 瀧美織 西島秀俊 西村雅彦 演技を否定する斬新なキャスティング この夏、どころか年度ナンバーワン候補筆頭である作は、「紅の豚」(92年)以来の飛行機映画ということで、強く期待されている。何しろ宮崎駿監督が無類の飛行機マニアであることは、いまや一般の人でも知る有名な事実。作も監督の趣味全開、伸び伸びと作った楽しい作品になるだろうと思うのは当然だ。しかし、そんな風に素朴に期待する人にとって作は強力な地雷になりかねない。 幼いころから飛行機が好きで、いつ

  • 超映画批評「HK/変態仮面」70点(100点満点中)

    「HK/変態仮面」70点(100点満点中) 2013年日/105分/ティ・ジョイ 2013/4/6 (土)新宿バルト9 にて先行公開、4 /13 (土)全国ロードショー! 監督・脚:福田雄一 原作:あんど慶周 アクションコーディネート:田渕景也 出演:鈴木亮平 清水富美加 安田顕 片瀬那奈 日映画史上最高の変態映画 あんど慶周原作の「究極!!変態仮面」が実写化されると聞いて、色めきだったあなたは間違いなくオッサンである。 もちろん私は違うわけだが、いち早く作を鑑賞してその感動をまわりの(気持ちだけは)同世代の女子たちに伝えたところ、誰一人原作のことを知らなかったのでその件に気付いた次第である。パンティーをかぶって強くなる男の話を嬉々として解説する姿に、彼女たちが笑顔のまま、しかし徐々に引き始める様子をみたときのせつない気持ちが、はたしてあなたにわかるだろうか。 高校拳法部に所属する

    mizukemuri
    mizukemuri 2013/04/17
    『主演:鈴木亮平は』『漫画から飛び出してきたような、まさにどこからみても変態仮面。変態を演じさせたらおそらく彼の右に出る者はいない。完璧というほかない役作りである』
  • 超映画批評「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」60点(100点満点中)

    「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」60点(100点満点中) LIFE OF PI 2013年1月25日(金)、TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開<3D/2D同時上映> 2012年/アメリカ映画配給:20世紀フォックス映画 監督:アン・リー 原作:ヤン・マーテル 脚:デヴィッド・マギー ディーン・ジョーガリス 出演:スラージ・シャルマ イルファン・カーン ジェラール・ドパルデュー ボートにトラと二人きり 漂流ものというのは、人気ジャンルというわけではあるまいが時折作られる定番ものである。「流されて…」(74年、伊)に「青い珊瑚礁」(80年、米)「キャスト・アウェイ」(00年、米)、最近では「東京島」(10年、日)などいろいろとある。 モノがあふれる現代人にとって、著しく物資が制限された状況下でのサバイバルは、もっとも実感しやすい非日常。映画があたえる興奮としては、理にかなってい

    mizukemuri
    mizukemuri 2013/02/02
    『この映画にでてくる虎は、当然ながらCG。これは当たり前の話で、そうでなかったら撮影2日目から主演男優のほうをCGにしなくてはならなくなる。』
  • 超映画批評『アリス・クリードの失踪』85点(100点満点中)

    『アリス・クリードの失踪』85点(100点満点中) The Disappearance of Alice Creed 2011年6月11日(土)、ヒューマントラストシネマ有楽町&渋谷にて全国順次公開 2009年/イギリス/カラー/101分/PG-12 配給:ロングライド 監督・脚:ジェイ・ブレイクソン 出演:ジェマ・アータートン マーティン・コムストン エディ・マーサン ≪とっておきの脚≫ 「ディセント2」(2009)の脚で知られるJ・ブレイクソンは34歳の若き才能だが、ずっと一つのアイデアを温めていた。彼はそれを他の監督に譲らず、絶対に自分の初監督作品として使うのだとこだわり続けた。それがこの『アリス・クリードの失踪』。ガンコな若手脚家の夢は叶い、彼は無事、作で映画監督デビューを果たした。 二人の男が無言でなにかの準備を始めている。人気のない小屋の窓をふさぎ、てきぱきと着替える

    mizukemuri
    mizukemuri 2011/06/07
    これを読んで観たくなった▼問題は地元で上映するのかということだが
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