NECビッグローブと博報堂は5日、行動ターゲティング広告における協業の第1弾として、総配信数4,000万の大規模な行動ターゲティング広告配信実験の結果を発表した。 行動ターゲティング広告は、ユーザーごとに閲覧したサイトや検索などの履歴を蓄積し、その行動特性から興味を把握して関心が高いと思われる広告を配信する手法。今回の調査は、2007年1月29日から2月18日の間にBIGLOBEサイトを視聴した200万人の中から車に興味がありそうな人を関心領域ごとに14にグループ化し、グループごとに関心がありそうな広告を配信してグループに入らなかった視聴者に対する配信結果と比較した。 発表によると、行動ターゲティングをした広告はしなかった広告と比較して平均1.6倍のクリック率を実現したのにくわえ、特定の車種に関心を持つ層などではクリック率が最大4.1倍となった。また、行動ターゲティング広告に反応してバナー