「男性車両作って!」痴漢冤罪にサラリーマン悲鳴 通勤客で混雑する大阪市営地下鉄御堂筋線のホーム。男性にとって専用車両の導入は切実な願い=同市中央区の淀屋橋駅 大阪市営地下鉄で男性会社員が痴漢にでっち上げられた事件後、「男性専用車両を導入してほしい」という申し入れが市交通局に相次いでいることが21日、わかった。「痴漢に間違えられたくはない…」。同様の要望は事件前から鉄道各社にも寄せられていたという。今回の事件を契機に鉄道各社も「導入を検討したい」としている。 「えっ、ほんまに!? そんなにリアクションがきてるんですか…」 男性専用車両の導入を求める声が続出していることについて、平松邦夫市長は驚いて答えた。 同市交通局のホームページには、事件が発覚した今月11日以降、男性専用車両の導入や男女の乗車車両の分離を要望する乗客からのメールが18日時点で20件を超えた。 事件は先月1日午後8時半ごろに