NHK改革論議がいろいろなされていて、最近はとても政治臭い動きになっている。この問題はたくさん専門家がいて、これまでも長い議論をしているので、そういう細かい論点について、素人がいえることはさしてない。 素人にできることは、「国民」としての意見なり考えなりを表明することだ。素直な信頼、率直な批判、現場で見聞きした事実、それに直感。そのあたりなら、建設的である限り、世論の一部として、わずかでも改革論議に参加できるのではないかと期待したりする。聞いてもらえれば、だけど。 というわけで、以下は私の「一国民」としての考え。 公共放送をどうするかという問題は、独断でいうと、「公共」「放送」を「どうするか」という3つの問題に分かれると思う。このうち「放送」とは何かについては、通信との関係で専門家の皆さんが侃々諤々の議論がなされてるし、「どうするか」の議論は政治家の皆さんが料亭でいろいろやってるんだろう。