台風が日本列島を縦断した日曜日、ネットの記事をあれこれぶらぶら読んでいたら、こんな記事がありました。 diamond.jp 普段、嫁や姉妹に親の介護を任せっきりにしていて、いざとなると『ここは男が決めないと』とばかりにしゃしゃり出てきて、全てをひっくり返してくれるおじさん。 本当に、終末期の患者さんを診るときの、”あるある話”です。 うちの院長も、延命治療はしない看取りを希望されるご家族には、 『今のうちに、他の家族さんとも話し合って意見をまとめておいたほうがいいですよ』 と話すことが多いです。 ”家族みんなが、同じ方向を向いていると一番いいですね” って言ってます。 でないと、いよいよとなってから、突然都会から帰ってきた一家の出世頭の息子(娘のことももちろんあります)が、『待った』をかけてなし崩しに延命治療、と言う流れになってしまうことは、少なくありません。 都会で揉まれてきた上に、一家
思うに、胃瘻ほど評価の分かれるものはないような気がする、今日この頃。 ところで、胃瘻ってご存知ですか? ごく一般のごく普通の生活してたら、まずお目にかかることはないであろう医療処置の一つです。 すごく乱暴に言うと、お腹のところから胃に直接、穴を開けてチューブを入れておく方法、です。 そうすることで、チューブを通して食べ物が口や喉を通らずに直接胃腸に入れることが出来ます。 ここで世間的に誤解の多い、点滴について、一言。 点滴って、栄養補充の方法としては、それほど有意義ではないってご存知でした? よく、具合悪いと『点滴してもらって楽になった〜』とか言いますよね。 甘酒のことを”飲む点滴”なんて呼んだりしてるし。 だけど、あれって九割がたは”気のせい”なんですね。 (ちなみにこの割合は私が勝手に印象からつけたもの、なので別に出典はありません) 本当に栄養になるのは、経腸栄養。 つまり、胃腸を介し
終末期医療をやっていると、よくこういう言葉をご家族から聞きます。 『私、奇跡は起きると信じてますから。きっと治ると思うので、治療は止めないでください』 もちろん本気でおっしゃっているのでしょうね、こういう時は皆さん、まっすぐな目でおっしゃいます。 これを言われると、医療者は、大抵目を伏せて黙ってしまいます。 それは、ご家族のその真摯な気持ちに打たれて感動したから、ではありません。 『ああ、これはもう何を言ってもダメだな』 と思うからです。 別に信じるのは構わないのですよ。 信じる心は大切です。 でもね、奇跡という言葉が安売りされている感がなきにしもあらず、だと思ってしまうのは私だけ? 私は、こうした”奇跡を信じる”人の真剣な眼差しと表情を、密かに”信者のドヤ顔”と呼んでます。 不遜ですみません m(_ _)m。 奇跡って常識では起こらないことだから奇跡っていうんですよね。 宝くじに当たる(
朝、駐車場で目が合いました。 この後、そそくさと山へ帰って行きました。 狸かと思ったら穴熊じゃないか、という意見が。 確かに写真で見比べると、顔つきが穴熊っぽいかも。 さて、晴天に恵まれた週末。 基本スペックが引きこもりだと、どんな気候でも、家にさえ居られれば”本日はお日柄もよく”と言えちゃうのが良いところだと思います。 とは言え、せっかくお天気が良いので、普段つい先延ばしがちなもののお洗濯などをまとめてやってました。 関東地方に住む母は暖房器具とか冬物は、五月の連休までは用心のために出しておくそうなのですが、ここは流石に南国です。 明日からは四月ですしね。 もう、寒の戻りもないだろう。 あっても、もうわざわざセーターきるほどの寒さもなかろう。 というわけで、お洗濯。 本当に冬物って、寒い時期は『これが無いと生きていけないっ』ってくらいに頼りきりになるくせに、ある気温を超えると、一転して『
お酒の量を減らそうと、日夜努力している今日この頃、ガックリくるような記事を見つけてしまいました。 www.lifehacker.jp この記事によると、今まで適正量、と言われていた量のアルコールでも、脳の記憶や空間移動に関わる部分(海馬)への悪影響が見られるらしいです。 減らしても、意味ないってこと? もう、飲むのをやめるしかないの??? それでは、人生の楽しみが劇減りしてしまう、ではないですか。 日々のストレスをどこで発散させろと?? お酒大好き人間にとっては、辛すぎる記事です。 もういいや、今更、今まで飲んだ分は帳消しにできないんだし。 ボケた時はボケた時さ、と自棄になって、余計に飲んじゃいそう。 ええ、酒飲みは、どんな理由でもあれば飲むものでございます。 でもね、記事の中でも言われております。 ”今回行われたのは観察研究であり、対照実験を行うのではなく、日常生活を送る被験者のデータを
お酒は大好きです。 飲めないなんて言ったら、閻魔様に舌抜かれます。 若い頃は、ワインは2本目からでした。 一本飲んで、ちょうど程よく酔いがまわる、って感じで。 二日酔い、ほとんどしたことない。 何それ?って感じでした。 でも、年取ったら、飲めなくなりました。 相変わらず好きなのですが、翌日が悲惨。 これが、二日酔いってやつね、と自覚したのはいつの頃からか。 ところが、なまじ飲めてた頃の記憶があるせいか、この辺でやめておこう、が出来ない私。 飲みだすと、ついつい美味しく飲んでしまって、翌日に死にそうになってしまうこと、多々あり。 厚生労働省のHpを見ると、適正純アルコール量って一日20gまで、らしい。 さらに、女性は9gが一番死亡率が低いらしい。 女性の方が、アルコール代謝能が低いのだそうで。 ところで、アルコール20gって、実際のお酒だとどのくらいなのか? だいたい、ビールだと中瓶一本(5
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