まるで「在庫切れ」のような印象を与えてしまうがしかたがない。 客は棚に設置されたブザーを押して店員を呼び、写真から欲しい商品を伝え、店員に奥に取りに行ってもらわなければならない。 さっさと買い物を済ませたい客、商品を見比べたい客にとってはこの上ない不便さだ。 しかしCVSでは、インフレの影響に喘ぐ人たちが、お金を払わずに商品を万引きする件数が増加したことから、こうした措置を取ることを余儀なくされたという。 先日、SNSでシェアされた投稿では、むき出しになった棚にあるのはトイレットペーパーやキッチンペーパーの写真のみだ。 盗難の急増で小売店は多額の損失 ワシントンDCにおける2023年の強盗事件の報告件数は、昨年に比べ68%増加しているそうだ。 だが、ワシントンDCだけに限ったことではない。 全米の主要都市の小売店では盗難が急増し、多くの大手店舗が商品の施錠や完全なシャッターを下ろす事態にま