■ かんたんログイン方式で漏洩事故が発生 ガラケーからiPhoneに乗り換えた人々が「ガラケーサイトが見れない!!」とご不満らしいという話は、聞いたことがあったし、そういう方々向けに「ガラケーサイトを閲覧できる」と謳うスマホ用の専用ソフトが提供されたというのも、どこかで見た記憶があった。 そんな10月9日の夜遅く、ある方から、「iPhone用のSBrowserというアプリで、クロネコヤマトのサイトを使ったら、知らない人の個人情報が出てきてびっくりした。どうしたらいいか」という相談が舞い込んできた。 早速、iTunes Appストアで「SBrowser」の商品説明ページを見に行ったところ、数々の雑言レビューが付いており(図1)、この種のアプリの需要とユーザ層が見えた。
文書番号HASHC2010052401 Yahoo!ケータイの一部端末に「かんたんログイン」なりすましを許す問題 HASHコンサルティング株式会社 公開日:2010年5月24日 概要 昨年11月24日づけアドバイザリにて、iモードブラウザ2.0のJavaScriptにより、携帯端末に割り当てられたID(以下、端末固有ID)を利用した認証機能(以下、かんたんログイン)に対する不正アクセスが可能となる場合があることを報告した。その後の調査により、同種の問題がYahoo!ケータイのブラウザ(通信事業者はソフトバンクモバイル)でも発生することを確認したので報告する。危険度の高い攻撃手法であるので、サイト運営者およびYahoo!ケータイ利用者には至急の対策を推奨する。 背景携帯電話のかんたんログインとは、ケータイブラウザに用意された端末固有IDを利用した簡易的な認証であり、ユーザがIDやパスワード
ニコニコPodder iPhone/iPod/iPad対応ニコニコ動画簡単インポートツール aggregateGithubCommits GitHubレポジトリでのコミット数をAuthor/期間別に集計します probeCOCOATek 新型コロナ接触確認アプリCOCOAが配布するTEKを表示・集計 NTTドコモがOpenIDを採用、PCサイトも“iモード認証”が可能に 「docomoがOpenIDに対応した」と話題になっているが、よくよく仕様書を見ると怪しげな点が多い。 ポイントはこの3つ。 ・RPに規制は無い(当たり前だけど)。つまり勝手サイト(勝手RP?)でも利用可能。これはケータイでも同じだけど ・iモードIDとUser-Agentを取得できる ・iモードID 取得はAXでもSREGでも無い独自仕様 つまり簡単に言うと、勝手サイトを立ててdocomo IDでログインできるようにして
NTTドコモの携帯電話のうち、インターネット閲覧ソフト「iモードブラウザ2・0」を搭載した最新29機種を通じて、利用者の個人情報を不正取得される恐れのあることが、専門家の指摘で明らかになった。 同社は携帯サイトの運営者にパスワード認証などの安全対策を呼びかけている。携帯電話の機能が高機能化するにつれ、こうした危険は増しており、利用者も注意が必要になってきた。 該当機種は、昨年5月以降に発表されたプロシリーズやスタイルシリーズなど。iモードブラウザ2・0は、ジャバスクリプトと呼ばれる機能が組み込まれており、携帯用のインターネットサイトと自動で情報をやりとりできる。 悪意ある携帯用サイトは、接続してきた利用者の携帯のジャバスクリプトを使って、利用者が会員になっている別のサイトに一瞬だけ接続させることができる。その時、この会員サイトに利用者の住所など個人データが登録されていると、盗み出されてしま
_携帯JavaScriptとXSSの組み合わせによる「かんたんログイン」なりすましの可能性 このエントリでは、携帯電話のブラウザに搭載されたJavaScriptと、WebサイトのXSSの組み合わせにより、いわゆる「かんたんログイン」に対する不正ログインの可能性について検討する。 5月28にはてなダイアリーに書いた日記「i-mode2.0は前途多難」にて、今年のNTTドコモの夏モデルP-07AにてJavaScript機能が利用停止されたことを指摘した。同日付のNTTドコモ社のリリースによると、「ソフトウェア更新に伴い、高度化した機能の一部をご利用いただけなくなっていますが、再びご利用いただけるよう速やかに対処いたします」とあったが、それ以来2ヶ月以上が経つものの、未だにJavaScript機能は利用できない状態のままだ。 実は、NTTドコモ社が慌てふためいてJavaScript機能を急遽停止
公開: 2009年8月6日14時10分頃 「やはり退化していた日本のWeb開発者「ニコニコ動画×iPhone OS」の場合 (takagi-hiromitsu.jp)」。 iPhone・iPod Touch用の「ニコニコ動画」アプリのサーバ側実装が脆弱だったというお話。iPhoneやiPod Touchの端末製造番号 (UDID) は秘密情報ではない上に詐称可能なのですが、そのUDIDに依存した認証を行っていたため、他人のUDIDが分かると、その人の非公開マイリストなどが見られてしまう……ということのようで。現在は修正されているようです。 脆弱性の話としては、認証方法の不備という単純な話なのですが、むしろ周辺の反応が興味深いですね。いちばん面白いと思ったのがこのブックマークコメント。 ツッコミがたくさん入っていますが、「流儀が違う」というのは、実は全くその通りなのですね。端末固有IDによる
■ 首都高速都心環状線でBluetooth追跡できるか + 続・山手線 渋滞気味の首都高速 前回の日記に引き続き、今回は首都高速都心環状線を3周してきた。できるだけ車が多い方がよいので、渋滞していそうな夕方に行ってきた。今回は内回り。1周はほぼ25分だった。大半の場所で時速30キロほどの軽い渋滞状態で、江戸橋JCTから竹橋JCTまでは止まりつつ進む渋滞状態だった。左側の車線を走行している。 結果は図1のとおり。 予想以上に見つかる数が少なかった。10メートル以内というBluetoothの通信可能距離では、前の前の車くらいの距離でもう通信できないようだ。隣りの車線に該当する車が来てもすぐに離れてしまう*1。 電車や駅という環境のほうが特殊なようだ。 ラッシュアワーの山手線 前回の日記の実験も、山手線にしては人が少ないタイミングだった。日曜の夜だったので、渋谷から新宿あたりは混雑していたものの
インターネットでは、例えば個人情報を入力したり買い物をするとき、また有料サービスを利用するときなどに通信を暗号化することが常識となっている。もちろんそれは盗聴や不正ログイン、データの改ざんや偽造といったことを防ぐためだが、それを実現する暗号アルゴリズムにはさまざまなものが存在し、それぞれに特徴があることは意外と知られていない。 最近ではコンピュータの処理能力の大幅な向上などにより“暗号が破られる”ことも珍しくなくなったが、暗号の現状はどうなっているのだろうか? 「Internet Week 2008」で27日に行われたセッション「次世代暗号アルゴリズムへの移行~暗号の2010年問題にどう対応すべきか~」からは、驚くべき実態も見えてきた。 セッションは、セコムIS研究所の松本泰氏が司会を務め、「全体説明」から始まった。まずは、暗号の専門家でない参加者のために「暗号とは何か」という基本の話から
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