パキスタンの首都イスラマバードで発生した落雷(2016年6月1日撮影、資料写真)。(c)MASROOR GILANI / AFP 【11月16日 AFP】パキスタンのタール砂漠(Thar Desert)で夜間に発生した落雷により、少なくとも18人が死亡し、複数人が負傷した。警察当局が15日、明らかにした。 【特集】AFPがとらえた落雷の瞬間 最悪の被害をもたらしたのは、同国南部シンド(Sindh)州内の18か所で発生した落雷。雷を伴った豪雨が複数の村に大惨事をもたらし、数十軒の民家が損壊した。気象学者は、異例な豪雨について気候変動と関連がある可能性を指摘している。 地元警察署長はAFPに対し、「この地域で、これまでに18人の死亡が確認された」と述べた。各村の警察官らは、それぞれの死因が各所での落雷によるものだと確認したという。 インドとの国境にまたがり、2万2000平方キロにわたって広がる