(本記事は2020年07月に公開された記事です) 2020年6月頃から本格的に、The HEADLINEのメンバーシップを開始しました。ありがたいことに、自分が思っていた以上のみなさまが購読してくださいました。そこで、改めてなぜ本メディアをはじめたのかを書いていこうと思います。 「なぜやるのか」は、僕のことを昔から知っている方はご存知かもしれませんが、「世界を世界に説明する」ためです。これは僕のオリジナルの言葉ではなく、フランスの歴史学者リュシュアン・フェーヴルから借りたものです。 この言葉を知った時、僕は大学生でした。学部では歴史学、そして大学院では政治学について学ぶことになり、どのような学問的なアプローチであっても、世の中のことを理解し、それを適切に説明するという社会科学の魅力にドンドン取り憑かれていきました。そこから一貫して自分は、研究者であろうがなかろうが、「世界を世界に説明する」