2017年8月に始まった黒潮の「大蛇行」は、4月末で過去最長となった。本流が岸から大きく離れて曲がりくねるため、漁場の位置が変わり、養殖魚や海藻類が大量死・消滅する被害も出ている。関東や東海の猛暑や大雨にも影響することがわかってきた。黒潮の流れは今も弱く、大蛇行が終わる気配はない。影響はさらに長期化する見通しだ。黒潮のように流路が大きく変化する海流は世界でもないという。大蛇行は観測体制が整った
2017年8月に始まった黒潮の「大蛇行」は、4月末で過去最長となった。本流が岸から大きく離れて曲がりくねるため、漁場の位置が変わり、養殖魚や海藻類が大量死・消滅する被害も出ている。関東や東海の猛暑や大雨にも影響することがわかってきた。黒潮の流れは今も弱く、大蛇行が終わる気配はない。影響はさらに長期化する見通しだ。黒潮のように流路が大きく変化する海流は世界でもないという。大蛇行は観測体制が整った
太平洋戦争が開戦した1941(昭和16)年12月8日のハワイ・真珠湾攻撃の前に、米側が、旧日本海軍が作戦指示に使った暗号をほぼ解読していたとする報告書が、米軍の史料から初めて見つかった。42年6月のミッドウェー海戦前に解読され、米軍の大勝につながったというのが定説だった。米側が開戦前に、旧海軍の動きをかなり把握していた可能性もでてきた。 報告書は「日本から奪った文書が暗号解読にどう役立ったか」との題で四七年三月、米海軍通信機密保全課内で作成された。戦史研究家の原勝洋氏(69)が三年前に米国立公文書館で見つけ、本紙に初めて公開した。 百七ページ、全七章にわたり、太平洋戦争で旧海軍から傍受、収集した各種暗号の解読に至る経過を検証している。第一章の冒頭二ページで、開戦前の解読成功に触れていた。 開戦当時、旧海軍が作戦指示に使った暗号は、まず暗号書で例えば「連合艦隊司令長官旗艦」なら「00867」
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