これだけど、基本的に日本は今後こうした「事故米」みたいなものを食っていくことになるというか国際社会は食っているわけで、そのために毒性の除去が行われている。今回の事例の詳細がわからないが、まったく処理されていないものが流通したということでもないなら、厚労省側からもっときちんと、ルール違反だけでどとりあえず安全ですよと言えないものだろうか。というか、そのあたりの科学的な安全性の意識が、マスメディアのほうが低いように思えるのだが。 ⇒asahi.com(朝日新聞社):事故米1年保管後に出荷 毒性薄める目的、計画的な転用 - 関西住まいニュース 本山直樹・東京農業大客員教授(農薬毒性学)は、「メタミドホスは時間がたてば分解され、毒素が弱まる性質をもつ。ルール違反で売ったのは問題だが、1年も置けば人体への影響はまったくないだろう」と話している。 ⇒【事故米不正転売】当初から食用に転売目的か 三笠フー