2月の大雪で使えないままだった富士吉田市内の小中学校のグラウンドが、ようやく利用できるようになった。いち早く復旧工事が終わった下吉田二小では7日、約3カ月ぶりにグラウンドに児童の歓声が響いた。ほかの3小中学校も、10日までに使えるようになる。 下吉田二小のほかに、グラウンドが使えなかったのは吉田小、吉田西小、富士見台中。大雪の際に雪捨て場になり、重機が入ったことでグラウンドが荒れ、市が4月から新しい土を入れてならす工事を進めてきた。 下吉田二小は、手狭な第二グラウンドや体育館で、体育の授業を行うなどして対応してきた。ただ、授業以外では、狭くて危ないためボールは使わないよう児童に指導していたという。 このため、グラウンドが使えるようになった7日の休み時間には、大勢の児童が早速校庭に飛び出し、サッカーやドッジボール、鬼ごっこなどを楽しんだ。放課後に鬼ごっこをした5年の男子児童たちは「この