中国では大雨が続き洪水や土砂崩れによる被害が拡大して、これまでに152人の死亡が確認され、河北省では地元政府が上流のダムで放流したことが被害を拡大させたなどとして、怒った住民が抗議デモを行いました。 国営の新華社通信などによりますと、これまでに合わせて152人が死亡し、124人が行方不明になっているほか、40万人余りが避難生活を余儀なくされているということです。 このうち、川の堤防が決壊し、大勢の死者が出た河北省の※ケイ台市では、市の政府が事前の通知なく、上流にあるダムで放流したことが被害を拡大させたなどとして、怒った住民が22日、抗議デモを行いました。住民が携帯電話で撮影したとされる動画には、数百人の住民が派遣された警察官とにらみ合い、一部で小競り合いが起きる様子などが映っています。 中国の中央気象台によりますと、引き続き、23日夜から26日にかけて、首都の北京や遼寧省など広い範囲で激し