沖縄を旅行したあと「はしか」を発症した10代の少年は、新幹線「のぞみ」を利用して、東京・品川から名古屋に帰省後、感染が確認されました。沖縄から名古屋へ。「はしか」の感染拡大が止まりません。拡大するはしか感染の現状と対策に迫ります。 (ネットワーク報道部記者 大窪奈緒子 玉木香代子) 始まりは1人の台湾人旅行者の発症でした。 沖縄を観光で訪れていた30代の男性が先月20日、「はしか」に感染していることが確認されました。 その後、この男性が宿泊したホテルの客や那覇市の大型商業施設の従業員などに感染が広がり、沖縄県では12日までに43人の感染が確認されています。