去る9月某日、大阪のとある場所で、いかがわしさに満ちあふれたゲーム系の催しが開かれていた。その名も“麟閣的家庭用電子遊戯活動!(超級)”。 この“麟閣”というのは、この日のナビゲーターにして、日本屈指のパチモノ(模造品)ハンター・麟閣氏(@rinkaku89)のこと。じつはこの催しは、(あまり一般的には褒められたものでない)ビデオゲームのパチモノを愛でる人々が集う場だったのだ。 イベントの模様 パチモノはおもに中国などで違法に製造され、でたらめなパッケージや、でたらめな改変をくり返されて流通する。過去に中国デベロッパーへのインタビュー記事などで名前が登場しているパチモノファミコン小覇王はまさにその一例で、中国では正規にファミコンが流通していなかったから、パチモノハードが作られ、ソフトも違法なコピーがくり返されてきた。 その結果、30年前の中国では、たとえば『スーパーマリオブラザーズ』(以下
![中国では『スーパーマリオ』からマリオが消える!? パチモノゲーム界の雄・麟閣氏が目撃したアジア禁断の模倣品文化と驚愕の現地エピソード「後頭部に銃を突きつけられた」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f44745cd068607f3f8ee38697368f85a70e8f1e0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg-denfaminicogamer.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F11%2Fc7dea41248c53749bc5bc6d53f3f35d2-1024x6831.jpg)