16週間連続で患者が増加 新型コロナウイルス感染症の流行が続いています。 厚労省が公開した資料によれば、2023年7月23日の時点で、16週間連続で患者数が増加しています。 夏休みで人の移動が増える8月を目前にして、感染の拡大が心配されています。 九州地方を中心に流行中 現在、新型コロナの患者数は、定点として定められた病院で計測されています。 1つの定点病院あたりの感染者数(患者)は「13.91人」で、先週から2人以上増えました。 都道府県単位で見ると、47都道府県のほとんどで患者数が増加しています。 前の週に比べて、患者数が減ったのは香川県と沖縄県の2つだけです。 とくに沖縄県の患者数は3週連続で減少しており、流行のピークを過ぎました。 それに代わって、佐賀県や宮崎県など九州地方の患者数が増えています。 1定点当たりの患者数が20人を超えている県佐賀県 27.44人宮崎県 24.47人長