2009年7月22日午前10時半。本社機「あすか」に乗り、トカラ列島と中国・上海の中間付近の東シナ海上空で、西から迫る直径約200キロの暗闇を待ちかまえた。太陽と地球の間に割って入った月の影だ。 成層圏に近い高度4万5千フィート(約1万3500メートル)。眼下には白い雲海が広がり、天頂近くには細い弧を描いた三日月形の太陽が輝いていた。
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