科学とSFは全くの別物であるが、昔からSF小説や映画は多くの科学者を引きつけてやまない。実際に科学者らが見て憧れたSFの中にでてきたアイテムが実現化されたり、新たなる技術が開発されている。 「優れたSF映画はそのテーマにおける好奇心をかき立ててくれます」とニューヨーク・ヘイデン・プラネタリウムのディレクターを勤める宇宙物理学者ニール・ドグラース・タイソン博士は最近のインタビューの中で語っている。 ここでは一線で活躍している科学者たちのお気に入りのSF小説や映画を見ていくことにしよう。君が将来科学者を目指していて、夏休みの宿題の読書感想文が終わっていないのなら参考にするといい。 1. 順列都市 (グレッグ・イーガン著) この画像を大きなサイズで見る MIT宇宙物理学教授 :マックス・テグマーク博士 グレッグ・イーガン原作の「順列都市」が大好きだね。現実の究極の姿がテーマなんだけど、目から鱗が
「技術の無駄遣い」が一堂に――。4月26、27両日に千葉・幕張メッセで開かれる「ニコニコ超会議3」で展示される「作ってみた」作品などが5日、東京・銀座のドワンゴオフィスでメディア向けに披露された。 「はい、パンツ飛びますよー」 展示用会議室に声が響くと、パンツ状の物体がぱたぱたと羽ばたきながら部屋の中を飛び始めた。飛ばしているのは、SF作家の野尻抱介さん。すぐれたSF作品に贈られる「星雲賞」を過去7回受賞している。パンツはしま模様と水玉で、天井付近を優雅に旋回して床に落ちた。正体は、ゴムを動力にしたオーニソプター(羽ばたき飛行機)の羽根をパンツ型にしたものだ。発想の原点は、アニメ「そらのおとしもの」で、数千ものパンツが鳥の群れのように空を舞うシーン。それを見た野尻さんがオーニソプターの技術を応用して自作してしまった。 「アニメ会社が、頼まれもしないのに無駄に頑張って作ったシーンに感動した」
映画ゼロ・グラビティは米国時間2014年3月2日に、監督賞や視覚効果賞、撮影賞などアカデミー賞の7部門を受賞しました。 この映画は宇宙の描写をリアルに表現し、高い評価を得ました。宇宙業界内でも高い評価が得られていますが、一部誤解を招く箇所もあります。 宇宙業界の一員としては、どこまでが真実で、どこを映画用に脚色したかを理解して見ると、この映画をより楽しむことができると感じました。今後この映画はDVD等のメディアで販売されたり、テレビで放送されることで長く話題を集めていくと思います。 なお、映画を見ていない方にはネタバレになってしまう個所もあるので、映画を見た後で以下を読むことをお勧めします。 ちなみに、タイトルも邦題は「ゼロ・グラビティ」(無重力)ですが、原作はGravity(グラビティ:重力)と違っています。 以下にこの映画を見ながら疑問に思ったことをいろいろ解説しますが、宇宙空間での描
昔の映画のHDリマスターは凄い WOWOWせやってた虎さんHDは 寅さんとか別に興味ないけど画質にビビってみてもうたわ
珍しい現象を鮮明に捉えてます。 上の動画はNASAによれば、2012年7月19日に起きた中規模の太陽フレアに伴う珍しい現象をNASAの太陽観測衛星(SDO)が撮影したものです。太陽フレアの火炎が、雨のように、または巨大な滝のように、太陽表面に向かって降り注いでいます。その炎は地球の数倍も大きなものでした。ぜひ動画で見てみてください。 NASAのゴダード宇宙センターの太陽・宇宙物理学ビデオプロデューサーのスコット・ウィーシンガー氏にメールしたら、返信してくれました。彼はこんな風に書いています。「これは、21時間半続いたひとつの現象です。非常にクールだし、プラズマが磁力線に沿って濃縮されていく様子はさらにすごいです(少なくとも僕的には!)。動画では、大きさを伝えられるように地球の大きさも示しています。」 この現象は「コロナの雨」と言われるものです。以下はNASAの説明です。 コロナの熱いプラズ
【ロンドン小倉孝保】巨匠デビッド・リンチ監督の傑作映画「エレファント・マン」(80年公開)のモデルになったジョセフ・メリック(1862〜1890年)の病気の謎を解明するプロジェクトが近く、メリックの遺骨を管理するロンドンのクイーン・メアリー大学医科歯科学部でスタートする。メリックは生前、自分の遺体を保存し病気の原因を解明してほしいと言い残しており、122年を経て現代医学がその遺言に挑む。 メリックは2歳のころ顔や体の一部が極端に膨張する謎の病気を発症。感染症の一つである象皮病(ぞうひびょう)と考えられ家族からも見放されたが、今では症状から象皮病でないことがわかっている。最近は、骨や皮膚などが肥大化する「プロテウス症候群」の可能性が高まっているが原因特定のためには遺骨をDNA鑑定する必要があると判断されこのほど、メリックの親類子孫の許可を得た。 プロジェクトには同学部副学部長で遺伝医学が専門
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コーラ(特にダイエット系)にメントスを入れると、勢い良く噴射することは、ネット界では知らないものはいないというぐらいに有名な話なんだけど、それをそのまま口に入れてやってしまうと、胃袋が破裂してしまう。という都市伝説めいた話もあとをたたない。ってことでそんな実験をおっぱじめちゃったのが、例のあの面々たちなんだ。 当然リスクがでかすぎるので、使うのは動物の胃袋。それを通常の胃袋の状態にして、あとはメントスとコーラを注ぎいれるだけ。すると・・・
Youtubeからの転載です。子豚の死骸を放置して、低速度撮影で4日間を6分弱に縮めたものです。最初の1日で大量のハエが群がり、豚の口腔内や耳孔などの体内に侵入しやすい部位に卵を産みつけます。卵はすぐに孵化し、鳥などの捕食者から身を隠すため豚の体内に潜り込みます。そのため、内部では蛆によって内臓や筋肉が食されていく一方、外見はほとんど変化しません。やがて体内の可食部が尽きると、蛆は口唇、耳、眼窩や腹部、肛門などから一気に湧き出します。その後、ほとんどの可食部が尽きると、蛆は蛹になるために遺骸下部の地面に身を潜めます。※途中で子豚の手前に撒かれるビーズは、蛆がどこまで拡散するのかを示すマーカーです。元動画はこちら→http://www.youtube.com/watch?v=R1CD6gNmhr0
東京電力は5月31日、福島第一原発1号機~4号機の姿を見られるライブカメラ映像の配信を開始しました。 以前設置されていた「ふくいちライブカメラ」はかなり遠景で、しかも夜間は映像配信を停止していましたが、今度の映像配信は24時間ほぼリアルタイムで行われることになるそうです。 詳細は以下から。 TEPCO : 福島第一原子力発電所 | ふくいちライブカメラ カメラが設置されているのは事務本館や免震棟の近くで、1号機から4号機の姿がすべて見られる角度です。 左端に見える建屋上部が枠組みだけになっているのが1号機、その隣の無事な建屋が2号機、その右で枠組みも崩れているのが3号機、その奥で3号機とほぼ重なるように見えている半壊した枠組みの建屋が4号機。 20分ほど見ていましたが、天気の移り変わり以外は特に何の変哲もない映像でした。何かあっても困りますが……。
長岡市Uターン支援事業『でーJobら、ねっと』の長岡の優れた企業を紹介するピックアップ企業コーナーで紹介している 新潟県長岡市の古川機工㈱の製品『SWITL スイットル (ハンドタイプ)』の紹介動画です。 世界初! ゾル・ゲル状ワークをくずさず移動! 画期的な「すくいあげ移載機」を開発! マヨネーズやケチャップも型くずれなしでスイスイ移動 元々はパン生地の移載ラインにて手作業で整列させていた工程を自動化したいとのニーズにより開発しました。 [特許出願中]
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これがPCの進む道! アイアンマン2の超未来PCインターフェイス2010.07.07 11:007,318 アイアンマンの主人公トニー・スターク。 彼の持つガジェットの中で個人的に大好きなものが、彼のコンピューターです。 このビデオは、アイアンマンのVFXモンタージュなどのデザインワークを担当した、Prologue Filmsのメイキング動画。Iron Man 2でのトニー・スタークのホログラム風インターフェイスがどのように作られているのか垣間みることができます。 motionographerにもいくつかの写真がありましたので、続きを読む以下においておきます。 「マイノリティ・リポート」や「007 慰めの報酬」も僕の中ではすごい印象的なUIを持ってましたが、アイアンマン2のこのインターフェイスも惹かれるものがありますよねー。 見るだけでも面白いですけど、こういったフィクションのインタフェー
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2010年01月08日18:00 衝撃映像科学 遺体を1800回スライスして作られた人体の断面図ムービー 処刑された殺人犯の遺体をゼラチンで固めて凍らせ、輪切りにするような形で1800回スライス(1mm間隔)。それを1つ1つデジタル撮影して高速スライドショーに。真上から見るような形で頭部からスタートし、胴体を抜けて足先へ。 Visible Male Navigation 関連動画:わかりにくいという方はこちらを。 「衝撃映像」カテゴリの最新記事 遺体を1800回スライスして作られた人体の断面図ムービー できあがったハンバーガーに納得がいかず、マクドナルドで暴れる女性客 危うくそれぞれの命を失うところだった男女の登山家カップル 「科学」カテゴリの最新記事 遺体を1800回スライスして作られた人体の断面図ムービー 史上最も無意味な機械 息を吹きかけると見た目が大きく変化する錯覚チェス盤
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