カッターナイフというと、紙やダンボールを切る文房具という印象があります。 一般的に利用されているのは、幅約9mmのS刃(S型、小型刃)を使うもの。文房具用としての定番で、薄手の紙などを切るに向いています。大抵の家にあるカッターナイフといえば、この刃を使うものでしょう。 これよりも大きく、工作用途で使われることが多いのが、幅約18mmのL刃(L型、大型刃)です。刃厚が約0.5mmとS刃の約0.38mmから分厚くなっているため、ダンボールなどの分厚いものや、より硬い素材の加工向き。プラスチックや木材などを切ったり削ったりするなら、こちらを選ぶのではないでしょうか。 以前紹介したTAJIMAの「ドラフィン L560」も、このL刃用の製品です。(連載記事「ドライバーや缶のフタ開けもできる、めちゃ強いカッター「ドラフィン L560」に驚いた!」) これ以外にも、刃先の角度が違ったり、ノコ刃だったりと
