国連の女性差別撤廃委員会(CEDAW)は29日、日本政府に対する勧告を含む最終見解を公表した。最終見解では、皇位継承における男女平等を保障するため、男系男子のみが皇位を継承すると定める皇室典範を改正…
高等学校での理科教員を経て、現職に就く。ナゾロジーにて「身近な科学」をテーマにディレクションを行っています。アニメ・ゲームなどのインドア系と、登山・サイクリングなどのアウトドア系の趣味を両方嗜むお天気屋。乗り物やワクワクするガジェットも大好き。専門は化学。将来の夢はマッドサイエンティスト……? 第10位 エスター・レーダーバーグ「ラムダファージ」1950年代に撮影されたレーダーバーグの写真 / Credit: National Science Foundationエスター・レーダーバーグ(1922-2006)は、アメリカの微生物学者であり、意志の強い野心的な女性でした。 当時は、女性が家の外で仕事をするのは珍しいことと考えられていました。 ましてや、男性が主流となっていた科学分野では尚更です。 レーダーバーグは、家族や友人、教授から科学の道に進むのはやめるよう説得されましたが、頑として聞き
足に合わないハイヒールを履いた時のつらさは、女性なら誰でも経験があるだろう。数時間でも苦痛なのに、中国の纏足はわずか4歳から足をきつくしばり、足の成長を妨げるのだ。現代の私たちには想像できない痛みだろう。 ■纏足の歴史 中国では10世紀宋王朝から纏足の習慣が始まった。その時代の中国では、女性の纏足は美と社会的身分の証であり、「7.5cmの金蓮(three-inch golden lotuses)」と呼ばれていた。 纏足はその後、1911年に政府より禁止されたが、農村部では1939年まで続いた。台湾でも纏足は行われていたが、日本統治時代に台湾総督府が「辮髪・アヘン・纏足」を悪習慣として禁止した。 ■纏足の目的 纏足が広まったのには幾つか理由がある。まず、中国人の美的観点として、女性の足は小さければ小さいほど美しく、小さい足で弱々しく歩く姿が男性に好まれたという。 第二に、纏足をしている女性は
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