ガザでイスラエル軍が使用した「無数の細かい金属片を入れ、殺傷能力を高めた砲弾」と伝える報道がありましたが、しかし該当する兵器の設計意図や立ち位置が現実の扱いと掛け離れている内容のため、当記事では補足説明を行います。 「無数の細かい金属片を入れ、殺傷能力を高めた砲弾」 「体内からは直径1ミリ程度の粒状の金属片が見つかった」 「硬度が高いタングステン製の金属片やベアリングを入れた砲弾」 「08~09年のガザ紛争でもすでに同様の兵器を使用」 「多数のとがった金属片を破裂させる新たなタイプ」 「幅広く死傷者を出す以外の目的は考えられない。(住宅密集地で)使用する意味がわからない」 出典:ガザで4000人の子供が手足切断 イスラエルが使った「特殊兵器」 | 毎日新聞 いくつか矛盾した証言もありますが、同様の兵器が2008~2009年のガザ紛争「オフェレット・イェツカー作戦(キャスト・レッド作戦)」で