数値の形式で記述された文字列を int 型や double 型などの基本データ型へ変換する方法について解説します。基本データ型のラッパークラスで用意されている parseInt などのメソッドを使用する方法、同じくラッパークラスで用意されている valueOf メソッドを使用する方法、同じくラッパークラスのコンストラクタを使用する方法、についてそれぞれご紹介します。 ※ 数値を文字列に変換する方法については「数値を文字列に変換する」を参照されてください。 ラッパークラスのparseIntメソッドを使用する 文字列を数値に変換する 1 つ目の方法は各ラッパークラスで用意されている parseInt メソッドや parseDouble メソッドを使って対応する基本データ型の値に変換する方法です。 例えば int 型のラッパークラスである Integer クラスでは文字列を数値に変換するメソッド