こんにちは。ギークフィードの高橋敦史です。 業務システムあるあるに「エクセルで出力して」という要望があります。 不思議とWordの要望は少なくパワポに至っては聞かれたこともありませんが、Excelの入出力機能はなかなか需要がなくならないようです。 そこで我々エンジニアがExcel形式に対応したライブラリを使って開発することになりますが、作り込むうちに思わぬところで壁に当たったり、ほんのレイアウト調整程度で工数が溶けることもしばしば。 そんなエクセルさんと仲良くなるため、xlsx形式内部のデータ構造と調べ方を紹介しようと思います。 ※xls形式や各種ライブラリの使い方には触れません。 Excel形式のファイル構造を一言で 十数年前までエクセルといえば「.xls」を拡張子に持ち、バイナリ形式で保存されるファイルでした。 それがExcel2007の登場と共に「.xlsx」拡張子が広まり、XML形
