CGにおける座標系 CGで使われる座標系には次のようなものがあります。 モデリング座標系 各頂点の座標系 ワールド座標系 物体が配置されている座標系 視点座標系 カメラからみた座標系 デバイス座標系 長さ2×2で中心を原点とした正方形型の座標系 ウインドウ座標系 ウインドウサイズと同じ縮尺の座標系 モデリングによって頂点座標を生成してからウインドウにグラフィクスを書くまでに次のような変換を行っています。 モデリング変換 モデリング座標系→ワールド座標系 視野変換 ワールド座標系→視点座標系 投影変換 視点座標系→正規化されたデバイスの座標系 ビューポート変換 正規化デバイス座標系→ウインドウ座標系 OpenGLでは4×4の行列を利用してこれら座標変換を行います。 行列の作成 合成変換を計算するための元となる行列を以下のコマンドで作成します。 glLoadIdentity 単位行列を作成しま