他のサービスやアプリとつながるiOSアプリをSwiftで作成しながら、「アプリの考え方」を習得する本連載。前回は、ネットワーク上のデータをアプリに読み込んで扱う方法について解説しました。今回は実務でも利用することの多いオープンデータをアプリで扱う方法を解説します。 誰でも自由に利用可能なオープンデータ オープンデータとは、誰でも自由に入手でき、再利用や再配布のできるデータのことです。公共機関や科学データ、天気データなどがあり、形式はXMLやCSVやJSONなどがあります。 オープンデータの中から今回は、「HeartRails Express」の無料APIをつかって、指定した路線の駅情報を取得して表示しましょう。 HeartRails Expressは、路線/駅名データ等の地理情報を、XML、JSON 形式で無料提供しているサービスです。