前回の花活けでセッカヤナギを花材に選びましたが、そこではセッカヤナギらしい個性的な特徴がみられる枝を使いませんでした。 個性的であるがゆえに主張が強く、前回のデザインにはどうも合わないと思ったからです。 ここで改めてセッカヤナギの紹介をさせていただくと、 その大きな特徴は、枝が途中から麺棒で伸したみたいに(私の印象😅)幅広のペタッとしたものに変化していることです。(枝の下の方は普通に丸い枝) 名前にあるセッカ(石化)は丸い枝が平たい帯状になることを指しています。 また、その石化した部分が曲がりくねって時として面白い形を作り出すという現象もあり、それがいけばなで人気のあるゆえんとなっています。 写真の左側の1本にその2つの特徴がよく表れています。 前回のアレンジで使ったのは右側の枝のみでした。 そこで左側の枝を含めた前回使わなかった枝については、別に作品を作ることにしました。 合わせた花は