全労連系の労働運動総合研究所(労働総研)が「提言・電機産業の大リストラから日本経済と国民生活を守るために」というかなり大部の提言を出しています。 http://www.yuiyuidori.net/soken/ape/2013/data/130131_01.pdf 電機産業の分析についてもいろいろ書かれていますが、ここでは第2部の「労働総研の具体的提案」について、若干の指摘をしておきたいと思います。 それは要約すれば一つのことなのですが、その最初に書かれている 日本では、従来からEU などの先進諸国では考えられないような横暴な首切り=大量解雇がまかり通ってきたが、今回の電機大リストラはそのなかでも最悪の事例となりつつある。日本では、労働者の雇用を守るルールが、労働慣行としても、法制度としても確立していないのが、その最大の要因である。解雇にかかわる現行法制には“抜け穴”があるだけでなく、EU
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