防犯カメラの映像記録に使われる中国Hikvision製のデジタル録画機がマルウェアに感染し、5000番ポートに接続しているSynology製のNASデバイスをスキャンしていたという。 米セキュリティ機関のSANS Internet Storm Centerは、防犯カメラに使われるデジタル録画機(DVR)にマルウェアが感染し、ネットワーク接続ストレージ(NAS)デバイスを攻撃しているのが見つかったと伝えた。防犯カメラからインフラまであらゆる機器がネットにつながる「モノのインターネット」を巡っては、セキュリティ不安を指摘する声も高まっている。 SANSのブログによると、3月下旬にかけて5000番ポートへのスキャンが急増する現象が起きたため、調べたところ、防犯カメラの映像記録に使われる中国Hikvision製のDVRがマルウェアに感染していたことが判明。このマルウェアが、5000番ポートに接続し
![防犯カメラの録画機がマルウェア感染、NASデバイスを探索](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7e51372d18138e90ed2c8d95d693065718b5e361/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_enterprise.gif)