今、日本一多忙な大学生の一人、仁藤夢乃さんに注目が集まっている。 仁藤夢乃さんは学生団体「Colabo(コラボ) [リンク]」を今年5月に結成し、その代表を務める現役の大学3年生。宮城県石巻市と東京を行き来きし、被災地の高校生とお菓子屋さんとの共同開発で「義援金付き商品」を全国の高校、大学の学園祭で販売する企画を展開している。学生でありながら中学、高校や大学のボランティア学の教壇にも立つ、まさにスーパー女子大生。「Colabo」はそんな彼女が震災を期に立ち上げた「出会いを創造にし、社会を活性化させる」プロジェクトだ。 夢乃さんはもともと渋谷のギャルだった。高校を中退後、毎日のように渋谷を出歩き、同じように人生に希望を持てず路頭を彷徨っていたギャルたちの輪の中に居た。彼女の転機となったのは高卒認定予備校「河合塾コスモ」に入塾してから出会った、生徒たちと共に農園で畑を耕す一風変わった老紳士の存