東京地検特捜部は12月5日、スーパーコンピュータ(スパコン)開発ベンチャーのPEZY Computing(以下、ペジー社)の齊藤元章社長ら2名を逮捕した。容疑は経済産業省が管轄する国立研究開発法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」から、補助金約4億3100万円を不正に受給したというものだ。 医師でもある齊藤氏が2010年に創設したペジー社は、社員20名の企業ながら世界トップレベルの省エネ性能を誇るスパコンを開発。スパコンの省エネ性能ランキングである「Green500」では、同社が理化学研究所と開発した液浸冷却スーパーコンピュータ「Shoubu」が2015年6月、同年11月、2016年6月と3期連続して1位となり、これに加えて2016年6月には「Satsuki」が2位を獲得するなど大きな話題となっていた。 スパコンの省エネ化について世界をリードしてきたペジー社は新規分野の牽引
ゲーム配信サービス「Steam」を運営する米Valveは12月6日(現地時間)、同日からビットコインでの支払いのサポートを終了すると発表した。 Valveは2016年4月からBitpayとの提携でビットコインでの支払いを可能にしていた。 終了の理由は、過去数カ月にわたるビットコインの価格の急激な変動と決済処理手数料の大幅な増加としている。特に、(Valveの管轄外である)手数料が高いと、ビットコイン自体の価値が劇的に低下した場合に大きな問題になる。 例えばユーザーがゲーム代金支払い用にビットコインを送っても、決済処理までにコインの価値が大幅に変動すると、決済後にユーザーに払い戻すか、あるいは不足分補完のために追加送金を求めなければならない。こうした状況に陥るユーザーが増加していたという。 Valveは「将来的に、Steamおよびそのコミュニティにとってのビットコインの有益性を再評価する可能
小田急電鉄(本社・東京)は5日、特急「ロマンスカー」の新型車両を公開した。来年3月のダイヤ改定に伴って投入し、箱根の観光客増をねらう。 相模原市南区の大野総合車両所でお目見えした新型車両「70000形」は7両編成。車体がロマンスカーの伝統カラーであるオレンジ色、屋根はレッドワインに彩られている。 開発コンセプトは「箱根につづく時間(とき)を優雅に走るロマンスカー」。優雅さの意味を込めて、愛称は「Graceful Super Express」の頭文字をとって「GSE」とした。 新型ロマンスカーの特徴を、星野晃司社長は「眺望性の向上」と語る。両先頭車両の展望席(16席)は大型の一枚ガラスを採用し、ぐっと視野を広げた。車両側面の窓のサイズも拡大して縦100センチ(30センチ増)に。窓のつなぎ目も極力少なくしたという。 1957年の初代から数えて9代目のロマンスカー。複々線化の完成に伴う来年3月の
東京大学宇宙線研究所(千葉県柏市)が10月下旬に売り出したオフィシャルグッズ「スーパーカミオカンデジグソーパズル」が異例の人気だ。難易度の高さと研究設備の絵柄が評判で、完売が相次いでいる。 題材は岐阜県飛驒市にある研究施設、スーパーカミオカンデ。この施設を使ったニュートリノの研究で、梶田隆章さんが2015年にノーベル物理学賞を受賞した。装置内部を300ピースで再現。担当者も「最後まで完成できるかわからない」という難解ぶりだ。 東大の柏キャンパス(柏市)と本郷キャンパス(東京都文京区)で売る予定だったが、担当者が公式ツイッターに投稿したところ1万回以上転載された。複数の小売店から取り扱いの要望が届いた中で、最初に手を挙げた東急ハンズ名古屋店(名古屋市)でも取り扱いが決まった。 同店では発売から3日で、仕入れた108個が売り切れた。担当者は「同じパズルが1日で何十個も売れることは異例」と驚く。
金融業を含む民間企業が業務システムをパブリッククラウドサービスの「Amazon Web Services(AWS)」で運用するのは、日本でも既に当たり前になった。日本の先を行く米国では、政府機関の業務システムのAWS移行が加速し始めている。 AWSの活用に積極的な姿勢を見せる米政府機関の一つが米中央情報局(CIA)だ。CIAは米Amazon Web Servicesが2017年11月20日(米国時間)に発表した米国の情報機関専用のリージョン(データセンター群)である「Secret Region」を利用する意向を示している。 AWSは2011年8月に、米政府機関用リージョン「GovCloud」の運用を米国西海岸で開始した。米政府のセキュリティ規制に対応し、司法当局が身元確認をした米国人のみがシステムの運用に関わるというリージョンだ。情報機関専用リージョンである「Secret Region」は
屋久島町にある「屋久島御膳 花皐月(はなさつき)」(屋久島町安房、TEL 0997-46-3293)が12月1日、ランチ営業を始めた。 店舗外観 店主の鎌田信隆さんは屋久島生まれ。麦生集落でタンカン農園を営む父の元で育った。料理を学ぶために大阪へ渡り、和食店や焼き肉店で修業した後、2軒の料理店を営む。40歳を迎えた頃、父が病気で倒れたのを機に大阪の店を閉め、屋久島へ帰島した。 「大阪で学んだ本場の味を屋久島でも味わってもらいたい」と、地元屋久島で店を開くことを決意。1993年に日本料理店「花皐月」を開き、1997年に2号店となる焼き肉専門店「花皐月」も開いた。関西の味付けが地元の人の口にも合うように、調味料は関西と九州のものをブレンドして使うなど、独自の工夫を凝らす。 新しく始めたランチ営業では、「首折れサバ漬け丼」(800円)、「天丼」(700円)などの和食を提供する。「首折れサバ漬け丼
オラクルのラリー・エリソン会長とのエールの交換のような応酬はお約束どおりです。ホラー映画の怪物とエリソン会長が並んでいる前で、男性が女性に「昨晩、君を怖がらせていたのはどいつだ?」と聞いているマンガを紹介して、オラクルがユーザー企業にとって制約条件になっていると強調しました。 9月のオラクルのイベント「Oracle OpenWorld」では、エリソン会長がキーノートスピーチで、AWSのデーターベースパフォーマンスをOracle Cloudと比較してこき下ろしました。そんな応酬が毎年繰り返されているので、聴衆も今年は何をいうんだろうと楽しみにしているところがあります。 話題の中心は1300もの新サービス 次いでゴールドマン・サックスのCIO(最高情報責任者)が登場して、同社のAWS利用についてプレゼンテーションしました。ゴールドマン・サックスは世界トップの投資銀行ですが、従業員の3割近くがI
パソコン量販チェーン「PCデポ」で契約した光回線サービスを解約しようとしたところ、契約解除の手数料として約21万4000円を請求された――。こんな投稿がツイッターに寄せられ、インターネット上で物議を醸している。 【写真】男性が支払った解約手数料のレシート 高額手数料への不満をツイートした埼玉県在住の男性(47)は、J-CASTニュースの2017年12月6日夕の取材に、「(PCデポ側の対応について)不満は大きいです。解約金が高額になった理由をいくら尋ねても、納得ができる説明は一向になかった」と訴える。 一方で、「PCデポ」を運営するピーシーデポコーポレーション(横浜市)は取材に対し、今回の男性の訴えを社内で調査した結果、「正規の対応であることが確認できました」と説明する。 ■解約手数料の総額は「21万4576円」 「途中解約を申し出たところ20万円かかると言われました」 「全ての金額の根拠が
「おとなの掟」「華麗なる逆襲」……いずれも椎名林檎が提供した近年のヒット曲、話題曲だ。楽曲提供の他にも、CMソングにアニメの主題歌、リオ五輪閉会式では演出と音楽監督と、音楽に関することならなんでもござれとばかりに活動の場を広げる。音楽活動の原点には、「あの時の女の子」がいるという。(ライター・内田正樹/撮影・笠井爾示/Yahoo!ニュース 特集編集部) 椎名林檎がシンガー・ソングライターの活動の一方で手掛けてきたのが作家業だ。自らがデビューした1998年には広末涼子に、翌1999年にはともさかりえに楽曲を提供していた。デビュー当初から作家としての才能を買われていたことがわかる。阿久悠や都倉俊一といった、歌謡曲黄金期の作家や、バート・バカラックに憧れるという。
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