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ブックマーク / ta26.hatenablog.com (7)

  • 教養のない実務家が跋扈する時代を終わらせるべき時 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■ 暴力志向は日人の国民性? 前回、日大アメフト事件に言及するにあたり、これが主として今だに残存する『昭和的価値/意識』に起因する問題であることを指摘しておいた。ここでは、昭和といっても、戦後の高度成長期以降の後期~末期の昭和を想定していた。では、その『昭和的価値/意識』は一過性で、ある時期に特徴的なものなのなのかと言えば、そうではない。少なくとも、先の戦争(太平洋戦争/日中戦争)における帝國陸海軍には、いたるところに同様の類型を見つけることができる。そのあたりの事情は、経営学者の野中郁次郎氏らの共著である『失敗の質―日軍の組織論的研究』*1 や評論家の山七平氏の一連の著作に非常にわかりやすくまとめてあるので、是非ご自分であたってみていただきたいし、私のブログでも何度となく取り上げてきたトピックでもあるから興味があれば読んでみて欲しい。 実のところこれは今では比較的よく知られた論点

    教養のない実務家が跋扈する時代を終わらせるべき時 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
    mkusunok
    mkusunok 2018/06/07
    いち実務家教員としては教養とは何かに思いを致して途方に暮れてしまう
  • 情報通信白書読書会/日本の問題はもっと深刻では? - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    先日(9/8)に国際大学GLOCOMに於いて「『平成29年版情報通信白書』読書会」が開催されたので出席してきた。少々遅くなったがレポートしておこうと思う。 概要は、以下の通り。 日時 2017年9月8日(金)14:30~16:30 講師 高田義久(総務省情報通信国際戦略局情報通信経済室長) コメンテータ 庄司昌彦(国際大学GLOCOM主任研究員/『情報通信白書』アドバイザリーボード) 会場 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター 概要 国際大学GLOCOMは公開コロキウム『平成29年版情報通信白書』(総務省発行)読書会を開催します。編集を担当した総務省情報通信経済室の室長の高田義久氏にポイントを解説いただき、参加者と議論を深めます。 今年の白書の特集テーマは「データ主導経済と社会変革」です。データ主導経済下での社会経済活動の再設計・課題の解決等の展望をしています。第1章「スマート

    情報通信白書読書会/日本の問題はもっと深刻では? - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
    mkusunok
    mkusunok 2017/09/18
    スマホは韓国どころか中国にもとっくに負けて、サービスも中国の方がずっと進んでるなかで、僕らは何処を目指すのかな
  • ブロックチェーンに漂う暗雲?/革新的技術の社会での受容の難しさ - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ◾ ブロックチェーンのイベント 先日(9月8日)に開催されたブロックチェーン・イノベーション2016(GLOCOM View of The World シンポジウム)*1に参加してきた。このイベントは昨今非常に話題になってきているフィンテック関連の中でもとりわけ注目度が高いブロックチェーンがテーマであり、しかも、登壇者も、ブロックチェーン関連では錚々たるメンバーでもあり、非常に楽しみにしていた。 加えて、今回は特に、ブロックチェーンの関係者を震撼させることになった事件、いわゆる『The DAO事件』後に開かれる格的なブロックチェーンのイベントということもあり、ともすればこれまでどちらかというと楽観的な空気が支配していたこの業界の界隈でどのような変化が起きているのか大変気にかかっていたこともあり、その意味でも開催が待ち遠しかった。 ◾ ブロックチェーンに関連した詐欺事件 『The DAO』

    ブロックチェーンに漂う暗雲?/革新的技術の社会での受容の難しさ - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
    mkusunok
    mkusunok 2016/09/12
    クローズドサークルでやるならDBの方が普通に便利なんだけど、というところにブロックチェーン普及の難しさ&ビットコインの運用を含めたバランスの良さが光るところ
  • 『下町ロケット』だけではわからない/終焉に向かう特許制度 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    テレビドラマ『下町ロケット』 この秋のシーズンのテレビドラマとして、『半沢直樹』や『ルーズベルト・ゲーム』等、高視聴率ドラマの原作者としてすっかりその名が定着した作家、池井戸潤氏の直木賞受賞作『下町ロケット』をベースとして制作されたテレビドラマが放映されており、前評判に違わず高視聴率を維持している(4回分の平均17.4%、最高18.6%)。 粗筋を小説の説明文から参考に引用してみる。 研究者の道をあきらめ、家業の町工場・佃製作所を継いだ佃航平は、製品開発で業績を伸ばしていた。そんなある日、商売敵の大手メーカーから理不尽な特許侵害で訴えられる。 圧倒的な形勢不利の中で取引先を失い、資金繰りに窮する佃製作所。創業以来のピンチに、国産ロケットを開発する巨大企業・帝国重工が、佃製作所が有するある部品の特許技術指を伸ばしてきた。 特許を売れば窮地を脱することができる。だが、その技術には、佃の夢

    『下町ロケット』だけではわからない/終焉に向かう特許制度 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
    mkusunok
    mkusunok 2015/11/16
    特許もオープンソースもアイデアを社会で共有するという大きな目的の流れに乗ってるんだけど、テクニカルには色々あって、時代に合わなくなりつつある中で、裁判所は柔軟に運用している印象
  • 選挙前に知っておくべき、米国で今起きている恐るべき事実 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■選挙戦スタート 11月21日、衆議院は解散し選挙戦がスタートした(事実上した)。二年ぶりの衆院選挙だ。しなしながら、正直なところまったく沸き立つものを感じない。小選挙区制が機能する前提は、拮抗する二大勢力が存在することなのに、野党は総崩れでその一翼の任を果たすことができない。こうなると、中選挙区制で、自民党の派閥が活発に勢力争いしていた頃のほうが余程政策に係わる議論にリアリティがあったとさえいえる。 ■すっかり忘れられたネット選挙 そんな中、2013年4月の法改正により、日でも一定範囲で認められることとなった『インターネット選挙』については、今では火が消えたように議論の俎上に載ることがなくなった。かつては草の根の政策議論を吸い上げてくれることに一定の期待感もあったはずだし、スマホのような高度なモバイル機器の普及はさらに進み、来インターネットと選挙に関わる質的な議論はもっと深めていく

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    mkusunok 2014/11/26
    日本の健康保険は継ぎ接ぎなりにちゃんと機能している。ひどい制度しか構築できていない米国から学ぶべきかは悩ましいところ
  • もう『ロボット大国日本』が幻だと思う3つの理由 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■オバマ大統領を迎えるASIMO 18年ぶりの国賓として来日した米国のバラク・オバマ大統領は、日科学未来館を訪問して、 ホンダの二足歩行型ロボットASIMOから歓迎の挨拶を受けたというニュースは、大統領の来日中の微笑ましいエピソードとして繰り返し報道されていた。ASIMOは愛嬌たっぷりに英語で挨拶し、走ったりとんだり、ボールを蹴ってみせた。ASIMOは、ロボット大国日の大使として、従来から欧米をまわり、アメリカディズニーランドでも人気があるという。米国大統領来日ともなれば、お迎えに登場するのも当然ということになるのだろう。 だが、正直なところ私は、このニュースを見て非常に複雑な気持ちが湧き上がるのを禁じ得なかった。もしかすると、何年か後に振り返った時、今回のASIMOのオバマ大統領への応接は、かつて世界にその名を轟かせた『ロボット大国日』の最後の花道、最後の晴れ舞台であったと、時々

    もう『ロボット大国日本』が幻だと思う3つの理由 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
    mkusunok
    mkusunok 2014/04/30
    結局のところ万博の賑やかしでデモばかりやってて運用現場をつくらなかったツケではないかな?
  • 『マイルドヤンキー』の楽観と悲観/奥深いヤンキー問題 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■『下流社会』で提示された問題 昨今の日を悩ます問題、特に、主として若年層に見られる構造的な問題とは何か? そういう問を立てると、最近では誰もが異口同音に語る『典型的な問題群』というのがある。例えばこんな感じだ。 少子化、晩婚化、若者の車離れ、若者のブランド離れ、引きこもり、草化、地域共同体の崩壊・・ 少子化により、そもそも人数が少ない上、全般に消費活動に淡白なのが今日の若年層の特徴ともいえ、個別企業にとっても、日経済全体にとっても、将来に渡って非常に深刻な問題として認識されてきている。しかも、若者にとって企業の正社員の地位が高値の花となり、経済的に安定しないから、消費も結婚も子育てもますます難しくなってきている。このままでは、消費市場はどんどん縮小してしまうように見える。 その立場からの典型的な言説の一つとして、マーケット・アナリストの三浦展氏は、著書『下流社会ー新たな階層集団の出

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    mkusunok 2014/03/18
    西郷隆盛とマイルドヤンキーって全く結びつかないんだけどな。確かに大衆から人気のある無頼の志士はいつの時代も結構いるけれど
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