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ブックマーク / chikawatanabe.com (56)

  • デラウェア登記に関する追記

    前回のエントリーに追記なのですが、アメリカの会社である限り「足切り」ではないです。オリジナルのエントリー内でも書きましたが、もともとアメリカにある会社だったら、いつでもデラウエアに登記を変えられるので、問題があったら変えればいいだけのことなので。株主の数によりますが、弁護士代数十万円でできます。(上場前とかで株主がたくさんいるともっと掛かることもあるようですが。)思いつきでタイトルを書くと正確に中身を反映しないので誤解を生む、ということですね。 なお、「カリフォルニアの会社のまま投資した先もある」という東海岸のベンチャーキャピタルの方からのお話もありましたので、そういうこともなくはない模様。 なぜカリフォルニアの会社に投資するのをVCが嫌がるかについては、こちらのWilson Sonsiniの弁護士のYokumのブログにある通り One example of a material diff

    デラウェア登記に関する追記
  • アメリカのベンチャーキャピタルから投資を受ける「足切り」条件

    この間、日起業した人たちに 「日のベンチャーがアメリカのベンチャーキャピタルから増資するのは難しいらしいですね」 と言われた。 いえ、違います。 「難しい」のではなくて、「限りなく不可能」なんです。 事業内容とか、そういったこと以前に 「デラウェア州で設立された会社以外に投資する人は(ほとんど)いない」 (追記:「デラウェア州で登記されている法人」という意味です。物理的に会社がデラウェアにある、という意味ではありません。) からなのでありました。 「ほとんど」 が入っているのは、シリコンバレーのベンチャーキャピタルと言っても、日人がやっていたり、日にオフィスがあったりして、日の会社にも投資する心づもりがあるところも2-3あるので、そういうところだったらありだから。DCMとかGlobal Catalyst Partnersとか。Translinkはもしかしたら。日人のパートナー

    アメリカのベンチャーキャピタルから投資を受ける「足切り」条件
  • 会社・ビジネスの売り込み方

    アメリカで事業を始めるシリーズ。優秀なexecutive候補に出会うための方法で「自分の会社(や自社事業)の素晴らしさを売り込む」とサラッと書いたが、これ、難易度高いです。 日だと、自社事業を売り込む相手は 1.すでに他社の同様のサービス・製品を使っている見込み顧客や業界内の人など、「自社事業の領域をよく知っている人」 か、 2.まったく何も知らない人 のどちらかになることが多いかと思う。なので、この二つに対応する「売り込み方」はその業界で長くやってきた方や、起業家の方だったら皆さんお上手。 1.は専門用語をちりばめ、前提条件抜きにいきなり細部を表現することになる。 2.は大雑把な売り言葉になる。 しかし、アメリカで事業を始めるとなったら、1と2の間の人たちを巻き込むことが大変重要。あなたと話して、その事業がすごいとおもえば、人はあまり関係ない仕事をしていても、誰かほかのより関係ある人

    会社・ビジネスの売り込み方
    mlhshino
    mlhshino 2010/05/25
    "業界のインサイダーでない、しかしビジネスのプロの人たちに自社を売り込めることが、人の関係でビジネスができていくネットワーク社会のアメリカでは非常に大事"
  • 優秀なexecutive候補に出会うための方法

    アメリカで事業を始めるシリーズ。優秀なexecutiveを雇うためのゴール設定・報酬体系のありかたに引き続き、どうやって優秀なexecutive候補に出会うか、です。 こんな流れでしょうか。 仕事内容を定める ターゲット顧客であるところのexecutive候補に、求人情報を知らしめる コンサルタント契約から入ることも検討する 1.  仕事内容を定める これは、当たり前田のクラッカー(←死語)、と思うかもしれないが、意外にもこれが難しかったりする。もちろん、最初から「わが社はアメリカでこれをする」という明快なゴールがあることもあるが、その方が稀だと思います。 あと、日では、executiveを採用する場合に、あまり細かいバックグランドまでマッチできないのが普通で、 「いい感じの人だったら任せてみる」 みたいな、かなり暗中模索的な攻撃となることが多い。しかし、アメリカの場合、「コンシューマ系

    優秀なexecutive候補に出会うための方法
    mlhshino
    mlhshino 2010/05/25
    "アメリカの場合、「コンシューマ系コンテンツ事業で売上をゼロから30億円にまでした」みたいなピンポイント採用"
  • On Off and Beyond: アメリカで優秀なexecutiveを雇うためのゴール設定・報酬体系のありかた

    さて、前回の「日企業のアメリカ進出:組織づくりはトップから雇用する」の続きで、では、優秀なトップ(およびその下の数名)を雇用する枠組みについて。 前エントリーで書いた通り、「アメリカで売るものが決まっている」、そしてそのための手段として「ゼロから組織を立ち上げる」こともすでに決定済み、という前提です。 さて、まず第一に考えなければならないのが「報酬」。というわけで、「起業時の主要メンバーはトップのコネで連れてくる」でも触れた2008年のITベンチャーのマネジメントのアンケートを元に「相場観」をば。 左の数字がベースサラリー、右の数字がボーナスのターゲット。kは1000ドル。$1=100円と大雑把に換算すると、100k=1千万円なり。 CEO: 236k, 102k President/COO: 183k, 58k CFO: 168k, 49k Head of Technology/CTO

    On Off and Beyond: アメリカで優秀なexecutiveを雇うためのゴール設定・報酬体系のありかた
  • 戦略は文字通りに理解するアメリカ

    アメリカで事業を始めるシリーズ。昨日「アメリカで優秀なexecutiveを雇うためにはゴール設定が大事」と書いたが、ここで設定した「ゴール」を、アメリカ人は当に文字通り受け取るので要注意という話し。 昨日のエントリーにこのようなコメントを頂いた。 米国と日ではゴールの重みが違いますよね。米国では、一旦コミットしたらもうそれに向かって一直線というか。ゴールの達成のためなら、組織やマーケティ ング戦略などの変更も大胆に打っていく。下手にチャレンジングな目標を与えると、大きなリスクを抱えた運営になりがちです。また、逆にゴールに含まれてい ない指標は悪くなってしまってもあまりケアされない。おそらく、多くの日人のマネジメント層は、このゴール設定の重要さに気付いていないのではないかと 思います。 これ、日米間のビジネスで随所に出てくるんですよねぇ。 つまり 「日側はあくまで『イメージ』として語

    戦略は文字通りに理解するアメリカ
    mlhshino
    mlhshino 2010/05/25
    "こと「社内の戦略実行」に関しては、アメリカ人は「軍人」だと思った方がいい"
  • 日本企業のアメリカ進出:組織づくりはトップから雇用する

    これからいくつかのエントリーに分けて「日企業・日人アントレプレナーの米国進出方法」についてまとめていきたいと思います。先日セミナーで話したことを元にしています。私のこれまでの社会人経験の総括に近いので、かなり長くなりますが。 まずは「企業」が進出する場合。主にIT系企業がシリコンバレーに進出することを念頭において書きます。今日は「アメリカでの組織づくりはトップから雇用する」です。 まずは前置きで全体像をば。 日企業がアメリカに進出する場合、日企業の「したいこと」には次の4つのパターンがある。 売るものが決まっている 日で売ってきた製品(含サービス)をかなり変更する必要がある 日でも売っていないものをアメリカ向けにゼロから開発する 何をしていいかわからない また、進出の「手段」としては次の4つがある。 ゼロから組織を立ち上げる 米国企業に投資する 米国企業を買収する 米国企業とジ

    日本企業のアメリカ進出:組織づくりはトップから雇用する
    mlhshino
    mlhshino 2010/05/25
    "特にシリコンバレーで優秀なエンジニアを雇うのは至難の技なわけだが、優秀なトップを引っ張ってくると、あとは芋づる式にその人の過去の部下などが集まってきて、みるみるうちに組織ができる。"
  • アメリカ進出にあたってM&Aを活用すべき理由

    アメリカで事業を始めるシリーズ。日企業がアメリカに進出する場合で、売るものが決まっている場合は、ゼロから組織を立ち上げるのもありだ、と書いた。ありではあるのだが、そのためにはゴール設定を明快にして、高い報酬を払ってでも優秀なトップを採用し、戦略のズレが生じたらこまめに話しあって方向修正をし、だめだったらトップを切って他の人にする、といったことが必要だ、と書いた。 これ、ムチャクチャ難しいですよね? 実行するためには、今は存在しない外国の組織の3年後をイメージする、ってなことが必要です。 「そんな大言壮語するより、まず小さくやってみようよ」っていうのじゃだめなの? ダメです。そういう人は、アメリカにこない方がいいです。失敗するから。こういう感じで来る会社を、大企業からベンチャーまで、たくさん見てきましたが、残念ながら watch a train wreck in slow motion で

    アメリカ進出にあたってM&Aを活用すべき理由
    mlhshino
    mlhshino 2010/05/25
    "M&Aの方がリスクが小さい"
  • ○×△の起源情報・とりあえずの結果発表

    海外で通じない○×△という記号の起源を問うエントリーにはいろいろな御意見をいただきました。ありがとうございます。そして、コメント欄とはてなブックマークと合体させた結果、○×△の由来は: 明快にはわからない です。ははは。一応もしかしたら、、という意見としてはこちらのページに >昔あるテレビ番組で○×の使用は、福沢諭吉が慶応義塾で使い出したのが始まりであると言っていたように思います。 ありえる。でも、同じくらい「最初は栃木県のとある小学校の先生が使い始めた」っていうのもあり得る気がしますが。 ちなみに、日以外で ○ × が通じるのは韓国だけの模様。以下>はコメント等からの抜粋です。 >韓国人留学生と話をしていて、韓国でも良いを○、悪いを×で表現すると聞いて、韓国でも同じなんだ!とびっくりしました。 他の国は、コメントを総合して、ヨーロッパ、中国もダメ、と。 ×は「だめ」という意味で通じるの

    ○×△の起源情報・とりあえずの結果発表
    mlhshino
    mlhshino 2009/02/09
    "とにかく必ず凡例を入れるべし"
  • ○×△の起源は?

    人としては、 ○=よい、Yes   ×=だめ、No というのは水や空気のように自然な事実。そして △=○と×の中間 というのも当然のことと考えがち。つまり、いい順に○→△→×ですね。 しかし、これ全くアメリカを初めとした英語圏では通用しないんですよねぇ。それ以外の国はよく知らないが、まず通じないのではないかと。どれくらい通用しないかと言って、たとえば日人が 「★ ※ ♪ の3つをいい順に並べろ」 と聞かれても呆然とすると思うが、それくらい通じない。つまり、○=よい、×=だめ、も通じなければ、△がその間に位置するということも通じないのでした。 当地(やオーストラリア)では、テストの「マルをつける」時も、Vの右側が長めの「チェック」をするだけ。日風にマルをつけると何のことかわからないか、または 「えっ、零点?」 と思われる可能性あり。 同じ流れで、電化製品のスイッチはマルと縦棒、つまり

    ○×△の起源は?
    mlhshino
    mlhshino 2009/02/07
    他の国ではどうなんだろうか。
  • VC投資-liquidation preference

    San Jose MercuryのVCs hope higher spending will boost start-up sales。 調査会社のIDCが、ついに来年は企業のIT投資が上向きになると予測、VCは「これで投資先のベンチャーにも、上場や買収というexitが増えるだろう」と喜んでいる、と始まる。 ちなみにM&Aは、スタートアップの重要な「出口」である。 「下請け受注でお客様をハッピーに」 という会社であれば、生涯一中小企業としてやっていくこともできる。しかし、世界制覇的技術を提供するんだったら、それに見合った優秀な人材が必要で、そういう人を引き付けるには「出口」がないといかん。「出口」はVCだけじゃなく、ファウンダー、ストックオプションをもらっている社員、などなど、全ての人にリワードを提供する手段である。 しかし、と記事は続く。M&Aで、スタートアップがシスコやYahooに買収

    VC投資-liquidation preference
    mlhshino
    mlhshino 2009/02/07
    契約の中にある条件。
  • 投資はがし(とベンチャーキャピタルの仕組み)

    昨日のエントリーが貸しはがしだったので今日は投資はがし。 昨今の市場暴落で「ベンチャーキャピタル(VC)のキャピタルコールに応じないLPが出る」、と言われてきたが、なんと自社の社員の給料も払えないVCが出ているらしい。 (とはいうものの、今日、シリコンバレーのVC、corporate VCあわせて3人の方と話をしましたが、皆さん、ごく最近series Aやseedで投資したばかり+投資するところ、鋭意検討中、とのことで、審査は厳しいものの、まともなVCはまともなベンチャーには相変わらず投資し続けている模様ですが。) 「キャピタルコールって何じゃ?LPって?series Aって?seedって?」という方には以下説明します。 そもそも、ベンチャーキャピタルというのは、自分たちもどこかからお金投資してきてもらってファンドを組成、、そのファンドのお金をベンチャーに投資する。で、その「ベンチャーキ

    投資はがし(とベンチャーキャピタルの仕組み)
    mlhshino
    mlhshino 2009/02/07
    アメリカベンチャーキャピタルについて。
  • 芸能界入りを目指すアントレプレナー

    こういう人もいる、ということで。その名も「G」。Gurbakshという名前の頭文字をとってGと呼ばれている。 サンノゼにあるインドからの貧しい移民の家で育ち、16歳で起業した会社を$40 millionで売却し、21歳で起業した会社は去年Yahooに$300 millionで売却。20代半ばにして自己資産100億円超。次は芸能界、ということで、ビバリーヒルズのタレントエージェンシーと、PR会社を起用、自分のプロモーション中。 超有名なOprahのテレビ番組にゲスト出演し、これから、の出版と、The Secret Millionaireというリアリティーショーへの出演が予定されている。現在はサンフランシスコの37階ペントハウスに住んでいる。記事いわく You’ll find the world of G at the top of a 37-story elevator ride up t

    芸能界入りを目指すアントレプレナー
  • Obamaの娘が美しすぎて反則

    スーパーモデルを小さくした、という感じではないかと。 (以下の一連のエピソードは以前もブログに書いた記憶があるんだが、検索したけれど見つからないのでもう一回書きます。既に読んだ人がいたら申し訳ない。) 1999年にプラハのパブでスウェーデン人(確か。とにかく北欧の人)と話していたら、彼が 「僕の国で今最も美しいとされるのは、黒人と白人のハーフの女の子。20年位前にアフリカからの移民が大量に着始めて、その移民と、もともと住んでいた白人の間に生まれたハーフの子供たちが、今ちょうど遊び場デビューを飾っており、彼女たちは女王様として崇められている」 と言っていて、へーそうなんだ、と聞いていた。すると、ちょうどその時、大学生らしきスウェーデン人の一団がそのパブに入ってきた。10人くらいの王子様のような北欧男性を引き連れた黒人とハーフの女の子。びしっとあごが上がっていて、まさに「女王様」風で、周りのも

    Obamaの娘が美しすぎて反則
    mlhshino
    mlhshino 2008/11/16
    すげ。
  • アメリカの気の毒な苗字

    ジャマイカのUsain Boltってのはすごい名前ですね。bolt=ものすごい勢いで走り出す。thunderboltといえば稲。CNBCも、「これほどマーケティング的にすばらしい名前のアスリートは史上初では?」と。 それで思い出したのが、この間聞いた気の毒な苗字。 薬局で処方薬を買うときは、ピックアップするときに名前を言う必要があるのですが、中年の白人女性が売り場の人に苗字を聞かれて、 「えいち・おう・えい・あーる」 と。通常「Smith」などと、名前を言うものなのに、いきなりスペル。頭の中で「?」と一瞬考えて納得。hoar=ホア、という発音になるはずですが、同じ発音でwhore=売春婦。女性の蔑称としてよく使われる言葉でございます。 少し前にはMeet the Fockersという映画がありました。「fxxk」と非常に似た発音の苗字を持つ家族にまつわる話し。このときも微妙につづりは違う

    アメリカの気の毒な苗字
    mlhshino
    mlhshino 2008/10/20
    コメント欄がおもしろいw
  • On Off and Beyond: サブプライムバブル崩壊はテクノロジーベンチャーにどう影響するか

    新日監査法人のIPOセンサーという季刊誌に掲載されたコラムです。書いたのは去年の12月なのでちょっと古いですが。 ************ 2007年ファイナンス界最大の事件といえばサブプライムバブル崩壊であった。複雑な金融エンジニアリングを駆使した金融商品のせいで、株や債権といった異なるジャンルにまたがって影響が出たことに加え、その影響は、アメリカ国内に終わらず世界に広がったことが衝撃を呼んだ。 果たしてこのサブプライム問題はどんな風にベンチャーの動向に関係するのか? まずは、「2007年内に起こった影響」について見てみる。 サブプライム問題が顕著に表面化したのが2007年7-8月。一方、7-9月期のベンチャーキャピタルによるベンチャー投資額は71億ドルで、2006年同時期の5%増。つまり、特に影響なし。 一方、2007年1年間に米国でIPOを果たしたのは234社。こちらも堅調だ。ドッ

    On Off and Beyond: サブプライムバブル崩壊はテクノロジーベンチャーにどう影響するか
    mlhshino
    mlhshino 2008/04/09
    むしろチャンス。
  • アメリカの金融界は心臓に毛が生えているという話2

    前々回のエントリーの続き。Bear Stearns救済措置までの6日間の動きの速さにびっくり、という話でしたが、今回は、救済措置が発表された後の「心臓に毛が生えている話」です。 まず背景ですが、Bear Stearnsの株は、2007年1月には170ドル超だったのが、「やばそう」という昨今のニュースで政府介入直前の3月14日金曜の終値は30ドルにまで下がったのでした。そして日曜に発表されたJP MorganによるBearの買収価格は一株当たり2ドル!1日ちょっとで企業価値が9割以上消滅。(ちなみに、3月12日の水曜でもまだ60ドルあったので、それに比べたら97%減。) 私が驚いたのはその後でございます。 神の見えざる手に大幅に依存するアメリカ政府が、前代未聞の介入をしてやっとのことで救われたBear Stearns(・・・っていうか、救われたのはBear Stearnsにお金を貸していた人

    アメリカの金融界は心臓に毛が生えているという話2
    mlhshino
    mlhshino 2008/04/02
    良いまとめシリーズ。
  • アメリカの金融界は心臓に毛が生えているという話

    先週は、アメリカ金融界が上を下への大混乱であった。私の感想は 1.すごい瞬発力 2.アメリカの金融コミュニティは心臓に毛が生えている 3月11日火曜から16日日曜にかけてはくるくるとめまぐるしく状況が変化(ここが瞬発力)、16日以降は、その変化のさらに裏をかこうとする人たちの躍進(ここが心臓に毛)が目立ったのでした。 1.まず瞬発力の一週間 こちらのWall Street Journalの記事によくまとまっています。さすがWSJですな。要約するとこんな感じ。 11日火曜:投資銀行への政府緊急融資2千億ドル(20兆円)を決定。これで一息、と思いきや、サブプライムでヤバイ橋をたくさん渡った全米第五位の投資銀行、Bear Stearnsの信用不安が広がる (でも、Bear Stearns側は、「割とよかった今期の業績」の発表間近、と結構うきうきしており、信用不安の噂はBearの株をショートしてい

    アメリカの金融界は心臓に毛が生えているという話
    mlhshino
    mlhshino 2008/04/02
    一方日本では日銀総裁が決まらないのであった。
  • ナスダックに上場しているイスラエル企業は70社

    いや、随分前に書こうと思ったエントリーなんですが、ばたばたしてたら10日も経ってしまいました。 San Jose Mercuryの記事より。ナスダックに上場しているイスラエルの会社が70社もある、という話。アメリカ以外の国としてはトップ。次が中国の60社、カナダの51社と続くそうな。Nasdaq全体では3000社以上が公開されているので、それと比べると大海の一滴ではあるのですが、結構大きな一滴。 「アメリカ在住のイスラエル人がスタートしたアメリカ企業」じゃなくて、イスラエルの会社です。イスラエルの株式市場、Tel Aviv証券取引所とNasdaq両方で公開している企業も多いので、Tel Aviv取引所とNasdaqとは2007年末には提携したそうな。 ちなみに、2007年にアメリカで上場した会社のうち、2007年末までに最も値上がりした会社トップ10のうち、3社は中国企業、1社はアルゼンチ

    ナスダックに上場しているイスラエル企業は70社
    mlhshino
    mlhshino 2008/03/25
    やるなイスラエル。
  • 会社の業績は社長の顔で決まるらしい

    Economistの記事、Face Valueによりますと、会社の業績は、社長の顔と相関するらしい。社長にリーダーシップがありそうで、権力(power)がありそうだと業績も良い、と。 ここでポイントは、「ありそう」というところ。顔の写真を一枚見ただけの人が「この社長はこういう人」と判断したことが、業績と相関する、と。見たのは、Warren Buffetの顔も見分けられない大学生100人。写真の方は、Fortune1000の業績トップ25社とボトム25社のCEO、と。 一方、これとは別の調査で、複数の企業の重役に、自分の会社のCEOの個性を項目別に評価してもらったが、その結果と会社の業績には何の関係もなかった、というのもあるそうな。 後者の調査では、 「エキサイティングなビジョンを伝える力」 とか 「他者の模範になる行動」 といった項目に関し、それぞれ点数をつけてもらったと。して、結果は、C

    会社の業績は社長の顔で決まるらしい
    mlhshino
    mlhshino 2008/02/05
    "「likeability(近づきやすい)」「trustworthiness(信頼できる)」の二つは業績と全く関係なかったとのこと"