BEITEL(バイト)は、頭の中にあるもやもやとした事柄をツリー構造(アウトライン構造)で整理するためのツール(フリーソフトウェア)です。一般にアウトラインエディタやアウトラインプロセッサと呼ばれるソフトウェアです。
目の前に広げられたのは、30数枚に及ぶスケッチの紙だった。我々の顧客が打合せを終えて帰った後で、そのグラフィック・デザイナーの人が見せてくれたのだ。CI(コーポレート・アイデンティティ)の世界では、かなり名前を知られた人である。彼が顧客に見せたのは、3つのデザイン案だけだったはずだ。ダイナミックでポップなもの、端正で清潔なもの、柔らかで明るいものの3つで、ずいぶん違う印象の候補案を用意してくれていたのに感心したばかりだった。でも、その裏側には10倍以上の半製品があったのだ。 その人は、候補の3案に至るまでの案出しとデザイン展開の結果を何枚もめくって見せながら、どのような発想から出発して、どうバリエーションをつくり、それからどう最終成果物に結びつけたのか、素人の私にたいして簡単に説明してくれた。私は完璧に驚いてしまった。ひらめきから生まれるものとばかり思っていたグラフィック・デザインが、じつ
システム開発において発注者責任の自覚やその能力が無く、丸投げしかできないにもかかわらず、お客様は神様であることを信じて疑わず、買い叩くことだけに血道を上げる。しかも開発プロジェクトの最中に要件はどんどん膨らむが、追加料金は出さないし、納期厳守も要求。当然プロジェクトは破綻を来すが、その責任の全てをITベンダーに押し付ける。 こんな危ない客がいたら、ITベンダーはその開発案件を取りに行くだろうか。普通はスルーだ。諸般の事情で商談に参加しなくていけなくなったとしても、“法外な”高値を提示するなどして、間違っても受注しないように努力するだろう。そもそも今どき、そんなとんでもない客がいるのか。それが、いるのである。官公庁をはじめとする公共機関だ。 公共機関だとすると、冒頭に書いた客としての振る舞いは、その多くが「とんでもない」ではなく正当な行為となる。公共系システムは国民・住民からの税金などで作る
どの世界にも業界用語というものがありますが、IT業界の人がやりがちなのがカタカナ用語の多用です。 「アライアンスによるインタラクティブかつウィンウィンなスキームでステークホルダーにコンプライアンスを云々・・・」等、やり過ぎるとルー語的になってしまい、相手に「意味がわからない」とか「カッコつけてるの?」と不快感を与えかねません。 ちなみに私事ですが、先日、妻から用事を頼まれたとき、 「土曜はちょっとタイトだわ。日曜ならいいけど、リスケでOK?じゃあ、それでアサインしといて。え、毎週するの?だったらルーチンタスクにしとくほうがよくね?」 って返事したら、 (*`Д´*) 「日本語で言え!わざわざ横文字にすんな」 (#^ω^) 「“カタカナ用語使いこなすオレ、かっけー”とか思ってるでしょ?」 と、さんざん毒づかれてしまいました。 というわけで、IT業界で使用頻度の高い(と思われる)カタカナ用語
今から45年も前のベストセラー、『知的生産の技術』(梅棹忠夫、岩波新書、1969年)。今さら私が言うのもナンですが、“これからはモノをつくる「物的生産」に対して、情報を生み出す「知的生産」の時代だ” との前提に基づく良著です。 知的生産の技術 (岩波新書) 作者: 梅棹忠夫 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1969/07/21 メディア: 新書 購入: 34人 クリック: 460回 この商品を含むブログ (302件) を見る この本がベストセラーになったことから、「実際の“知的生産者”の仕事術が知りたい!」というニーズに応えて、インタビュー集も発売されました。 『知的生産者の発想現場から』(NPO法人 知的生産の技術研究会編、1986年) 「社会にあふれる知」を単に消費するだけの人間(今で言えば著名人のブログを読むだけの人とか、FBでニュースをシェアして満足してるような人たちに当た
秀才はもういい? 昨年6月、グーグルのラズロ・ボック人事部門担当上級副社長、つまり世界的優良企業の採用責任者が、本紙アダム・ブライアントとのインタビューで次のように語っていた。 「採用基準として大学の成績評価GPAは価値がない。試験結果もそうだ。なんの予測にも役立たない」。それが社内の結論だということだった。 ボックはこうも言った。「わが社では大卒でない社員の比率がしだいに高くなってきた」。部門によっては14%に達しているという。 世の中では最近、「うちの子はどうしたら就職できるだろうか」と悩む親が多い。この際、グーグルを訪問して、ボックに答えてもらうといいのではないか、と私は考えた。 学習能力を問う まずは誤解を解こう。ボックはこう切り出した。「もちろん成績はいいほうがいい」。 多くの職務に数学、コンピューティング、コーディングの技能が必要とされる。これらの分野に応用できるような能力が、
TL;DR 受注前、制作フロー、安定収益源の保守方法まで「作って終わりにしない」Web 制作の一連の流れを記載しておきます。社内だけじゃなく、これから独立する人、フリーランスの方も必見です。 オリエンテーション/受注前 1.書類テンプレート一式 オリエンテーションにおけるヒアリングでは、後に作成する提案・見積書に必要となる質問を用意しておきます。自社の説明をする時は、せっかちなクライアントさんもいるので、だらだら話さず、ポイントを抑えてわかりやすく説明します。ヒアリングした後は、議事録にメモし社内共有。必要な書類(ヒアリングシート/企画書/提案書/業務委託書/見積書/契約書)など一式まとめてますので、書類系のテンプレートは以下で。 企画・提案・見積・納品・契約などのテンプレ・知識まとめ23 2.見積もりの目安と計算方法 例えば項目を作るとき1.項目/2.内容/3.設計(人日)/4.製造(人
プロのポーカープレイヤーって何? 優勝賞金5000万円を手にした男に聞く:世界王者・木原直哉氏の生き方(1/6 ページ) 優勝賞金5000万円――。2012年6月に開催された世界ポーカー選手権大会で日本人初の世界タイトルを獲得したプロ・ポーカープレイヤーの木原直哉氏が手にした賞金だ。 プロ・ポーカーってなに? と感じられた読者も多いだろう。日本ではあまり聞き慣れない職業だが、東大卒の経歴を持つ木原氏はなぜギャンブルのイメージが強いその道を選んだのだろうか。知られざるポーカーの世界や、ポーカーとどう向き合っているかについて、話を聞いた。 木原直哉氏のプロフィール: 1981年生まれの北海道出身で、2001年に東京大学理科一類に入学。在学中は将棋部に所属し、バックギャモンやポーカーなどの頭脳ゲームに熱中していく。10年かけて東京大学理学部地球惑星物理学科を卒業し、翌2012年の第42回世界ポー
Web系に限らずですがとにかくいろんなことを考えなければいけません。 業界で3年以上やっていたエンジニアならいざしれず、非エンジニアやフロントエンドしか触ったことのないエンジニア。 そして学生等々、Web系ベンチャーをやるには案外考えることが多いんだぜってことを伝えたいと思います。 開発編 運用編 まとめ という流れで説明します。 開発編 主にサービスローンチまでのプロセス。 最近でいうとMVP (Minimum Viable Product)だったりアジャイルだったりが流行っていますが、 とりあえずMVPを構築するまでに考えなければいけないことをリストを書いていきます。 1. 言語は何を使うか 一番ベーシックな概念にして、一番重要かもしれません。 とりあえずフロントエンドはさておき、バックエンドをどうするか。 ここで選択肢を上げておきます。 PHP Perl Ruby Python Sc
以前に”日本のネット企業が束になってもGoogle先生にまったく歯が立たない件について“という記事が話題になったが、そんな世界一のインターネット企業 – Googleは現在アメリカで最も働きたい会社の一つでもある。 入社すれば、高い給与水準、自由なワークスタイル、毎日提供される無料の食事、ビーチバレーやヨガなどの各種社内アクティビティなど、従業員にとっては夢のような日々が約束される。 同時に、入社倍率も非常に高く、日々世界中から優秀な人材がGoogle社員になるべく、必死の就職活動を行っている。 これから紹介するのはGoogle社員として何不自由無い日々を送りながらもより自分らしい人生を歩む為にあえて同社を辞職したとある女性の体験談。周りの人々が大いに疑問を抱いた彼女の決断。本人しか知り得ないその本当の理由とは? エリーがGoogleを辞めた今からさかのぼる事約半年前、私はそれまでと異なる
引っ越しなどに伴う銀行手続きを一括オンライン化 地銀協・TOPPANらが「生活基盤プラットフォーム(仮称)」の事業化へ 一般社団法人全国地方銀行協会(以下、地銀協)は、引っ越しなどのライフイベントに伴う銀行手続きなど手続きの一括化・オンライン化を実現するプラットフォームサービス「生活基盤プラットフォーム(仮称)」...
作成:2013/08/19 更新:2014/11/01 Webサービス > 案件管理や進捗確認、打刻や勤怠管理など社内で共有するファイルはクラウドで管理します。数年前と比べると、よほど重要なものでない限り、ローカルに保存することが少なくなってきました。今回は、社内ツールや日常生活にも使える、できるだけ無料で使える物を中心にまとめました。 エンジニア速報は Twitter の@commteで配信しています。 もくじ 転送 1.ネット郵便 2.ネットFAX 3.ネットプリント 4.ファイル転送 5.フォーマット変換 交通/宿泊 6.タクシー/ホテル/航空券/新幹線/駐車場 進捗 7.ガントチャート 8.タスク管理 証票 9.見積/請求書/会計/他 10.税金 オフィスツール 11.オンラインオフィス+ストレージ 12.マインドマップ 13.グラフ マーケティング 14.競合調査 15.アンケー
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景気の停滞が続く中で、10期連続2ケタ成長を続けるカットチェーン、オオクシ。千葉市稲毛区で32店を展開する同社は、過当競争と淘汰が進む業界で、異色の成長企業として注目されている。客が再来店する比率は「6割あれば優良店」と言われる理美容業界で、オオクシは83.2%という驚異的な数字を上げている。 これを可能にしたのは、1997年に父親から理容店の経営を引き継いだ大串哲史社長(44歳)の、独特の経営手法にある。コンビニでバイトした経験から、独自にPOSシステムを開発して、きめ細かく顧客情報を管理・活用する。数値データは全従業員と共有し、顧客の満足度を確実に高める手法を磨き上げていく。そのために、歩合給制度はとらず、チーム(組織)としてのパフォーマンスを優先する。そこに、「助け合う」という社風が醸成されていく。 急成長していることで、他業界からの視察も絶えない。そんな大串社長の経営手腕は、「経営
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