ここ最近、難しい話題や事件がたてつづけに起こって、滅入る。COVID-19の流行は終わる兆しを見せず、周期的に感染者数が増減している。みんなどこか疲れていて、マスクを外すことにあまり躊躇しなくなりつつある。世界的な話題としては、ロシアがウクライナへ武力で侵攻し、数ヶ月経過した今でも戦況は膠着しがちで、終わりの見えない破壊と殺戮が行われている。そんな中、そこそこ近所の県で安倍元総理がよくわからん男に射殺(射殺と呼ぶにはいささか粗末な武器だったが)されてしまい、国中が騒然とし、戦慄し、あまりに信じがたいことが起こったので、どうしたらよいものかと互いの目を見合わせている。民主主義への暴挙としてテレビやネット的には消化されつつあるのだけれど、政治変革を目論んだテロリストが起こしたいかにもなテロではなく、たまたま不運なことになった人間が狂ってしまい、たまたまそこに大物政治家が現れ、運悪く銃の当たり所