主催の「トキワ荘プロジェクト」は、NPO法人「NEWVERY」が手掛ける取り組み。漫画家の卵が成長するのに必要な環境の提供や、漫画関連の仕事の紹介、新人漫画家の懇親会などを通じて、プロ漫画家志望の若者を支援しているほか、今年1月には、漫画家348人を調査した「漫画家白書」を刊行。プロ漫画家志望の若者を育成に注力している。 今回、「漫画家白書」に次いで新人漫画家の教科書となる本を目指し、過去5年の活動で延べ200人弱の新人漫画家の育成に携わってきた同プロジェクトの知見や、プロの漫画家、編集者のノウハウを詰め込んだ「マンガでメシを食っていく！ 漫画家のキャリアプラン」を刊行する。 同書刊行に合わせ、漫画家のうめ/小沢高広さん（「東京トイボックス」など）、一色登希彦さん（「ダービージョッキー」など）、日本漫画家協会会員・中野晴行さん、国際アニメ研究所所長・高橋光輝さん、NEWVERY事務局長・菊

石丸電気SOFT1は、秋葉原神田明神下交差点近くに位置するダイドーリミテッドビルの1階～3階に出店しているショップ。CD・DVD、アニメ関連商品などを取り扱う「石丸電気」ブランドの店舗として展開しており、同店3階には約300人収容できる大型イベントホールを併設。毎週さまざまなアイドルや声優のイベントが開催され、参加者らでにぎわいを見せていた。 閉店について、エイデン広報担当者は「石丸電気SOFT1とSOFT2は取扱商品など展開内容が近いため、SOFT1を閉鎖しSOFT2に集約し、業務の効率化を図っていくため閉店する」と話す。 「石丸電気」は、大手家電量販店として昭和時代から秋葉原をメーンに店舗展開してきたが、今年2月、エディオンの子会社再編の一環でエイデンに吸収合併。現在は、ブランドとして「石丸電気」の名を残している。 詳細な閉店日は現在調整中。

●九州じゃんがら　秋葉原本店 営業時間：平日＝10時30分～23時30分、土曜・日曜・祝日＝9時30分～23時30分 定休日：無休 販売方式：対面 無料トッピング：辛子高菜、紅しょうが、おろしにんにく、ピリ辛スパイス、ごま 所在地：千代田区外神田3-11-6 電話番号：03-3251-4059 URL：http://www.kyusyujangara.co.jp/ 掲載ラーメン：九州じゃんがら全部入り＝1000円 都内に数店舗展開し、メディアに取り上げられることも多い「九州じゃんがら」の本店。ラーメンは、豚骨、鶏ガラ、野菜を煮込み、あっさりマイルドに仕上げているのが特徴。この味を求めて、入店待ちの列を目にすること多々。20時以降に登場するこってり味の「ぼんしゃん」（700円）も要チェック。 ●良平らーめん 営業時間：11時30分～21時 定休日：月1回日曜日（不定期）、祝日 販売方式：対面

秋葉原でケバブショップを運営するスターケバブ（台東区）は2月4日、新店舗「スターケバブ★フジヤマ」（千代田区外神田3、TEL 03-3255-6571 ※持ち帰り予約専用電話）を出店する。 新店舗の場所は、1月中旬にシャッターを閉め、「味の追求のため、しばらく修行の旅に出る」旨を記した紙を掲出している「ケバブフジヤマ」跡。「スターケバブ」と「ケバブフジヤマ」のコラボレーションショップとして展開するという。 「スターケバブ★フジヤマ」はテークアウト専門で、ビーフとチキンのドネルケバブサンド各種（ピタパン、ケバブラップなど）を中心に、メニュー構成を検討中。開店日は、「ケバブサンド390円」サービスを予定しているという。 新店舗について、同社広報担当者は「フジヤマの名前を残し、既存のスターケバブ各店とは少し異なる演出を考えている」と話す。 営業時間は11時～22時。

訪日外国人向け宿泊・ツアー予約サイトを運営するJTBグループのJAPANiCAN（品川区）はNPO法人秋葉原観光推進協会と共催で2月13日、秋葉原の清掃活動「Clean and Cool Communication @AKIBA！」を開催する。 同活動は、千代田区の協力を得て住民や秋葉原で働く人々が毎月実施している清掃活動と連携して行うもの。JAPANiCAN社員や外国人を含む参加者らが、街の清掃活動を通じて、コミュニケーションをとりながら、交流を深めることを狙う。 併せて、「CleanでCoolなAKIBA！」というメッセージを発信することで、「日本人のおもてなしの心」をアピールし、外国人の訪日と秋葉原訪問を促す。 参加希望者はJAPANiCANホームページからの事前申し込みが必要。募集対象は、外国人または外国人を含む日本人のグループ。申し込み期限は2月4日17時まで。

ポニーキャニオン（港区）は1月21日から、秋葉原をはじめとするCDショップなどでCD「ナビカレ　～わたしをむかえにきて～」の販売を開始した。 「ナビカレ」は、「ナビゲーション彼氏」の略で、「オタク」趣味のある10代以上の女子をターゲットに展開するCD。「コミックマーケット帰りの『ゆりかもめ車内』などを、『声』で案内してくれるといいな…」という発想から企画したという。 今回発売となった「ナビカレ　～わたしをむかえにきて～」は、コミックマーケットの帰りに、来場者の多くが経由するゆりかもめ線国際展示場正門駅～新橋駅間の約22分の間に女性が聴くものとして企画。設定は、東京ビッグサイト前でコミックマーケットが終わったCDリスナーを「彼氏」が待っていて、一緒に帰るところからスタートする。電車運行のリアルな時間経過とともに「彼氏」が、車窓から見える景色や駅に関する話、今日のイベントの話などをしゃべりかけ

中央通りの中古PCショップ「権兵衛」（千代田区外神田4）が近日閉店する。場所は日高屋秋葉原中央通り店隣り。 権兵衛は秋葉原の老舗中古PC＆OAショップ。店内では中古PCや、AV機器、電気製品、黒電話まで幅広い「ジャンク」品を取り扱う。業者や外国人の来店客が多く、「これまでに、よく売れたのはNECのPC98シリーズ。工作機械の心臓部に使用される事が多く、修理を依頼されたりすることが多かった」と同店担当者は振り返る。 閉店について、同担当者は「アジアの国が力を付けてきたことで、アジアでもコンピューターの需要が増加。それらの国の人々が、これまで手を出していなかったジャンクPCやジャンクパーツを販売するようになった。そのため、仕入れが難しくなった上に、リース落ちなどの中古PCは大手に持っていかれてしまう…。個人店で営業するのは難しいため閉店を決めた」と話す。 秋葉原の変遷については、「僕らが若いこ

アンザイ（静岡県浜松市）が手がける「メイドさんによるフットケア＆整体＆カフェ くろすろ～ど」（千代田区外神田1、TEL 03-3252-9601）が5月中旬、閉店する。 同店は「癒しと寛ぎの空間」をコンセプトに、オイルを使用した足のケアのサービスを中心として2005年にオープン。その半年後にカフェをメーンとする店舗をオープンし、昨年の2月上旬よりリフレとカフェを合併。ミツワビル4階にカフェとリフレクソロジーサービスを提供する複合店としてショップ構えていた。同店はフットケアだけでなく整体サービスの開始や、夜用のフードメニュー、アルコール商品の充実など需要に合わせたサービスの拡大を図ってきた。 閉店の理由に関して、同店店長は「自店の提供するサービスと、秋葉原を訪れる観光客の方々が求めるメードカフェのサービスイメージに差があり、需要に合わせる余り本来行いたかったサービスとのズレが生じたため」と話

美術出版社（千代田区神田神保町2）が発行する「美術手帖」5月号に、「アキバ系アーティスト」愛☆まどんな（加藤愛）さんのイラスト付きエコバッグが付いている。 今年で創刊60周年を迎える美術専門誌「美術手帖」は、4月17日発売の5月号でリニューアルを行った。同号の特集は「あらうんどTHE会田誠」と題し、会田さんがプロデュースした。 今回、会田さんとコラボレーションした加藤愛さんは秋葉原でライブペインティングなどを行う路上パフォーマー。ほかに会田誠さんとの合作で「愛ちゃん盆栽」がある。昨年秋には、ポーランドのJAPAN WEEKにも招かれた。 同誌に付くオリジナルエコバッグは、「会田さんを慕う」加藤さんと会田さんのコラボレーションにより制作されたもの。白地のバッグに加藤愛さんのイラストをプリントした。 同誌の価格は特別販売価格＝1,800円。 アキバテクノクラブがセミナー開催へ-感情テクノロジー

「dress」は2005年10月に開店し、1階のカフェ「dress Cafe」と地下のライブハウス「dress TOKYO」で構成。1階のカフェではランチを提供し、アコースティックライブも中心に貸し切りパーティーなども行われてきた。地下のライブハウスはスタンディング時で200人収容できる本格的なライブ・DJスペースで構成するほか、ラウンジも併設し来場者同士のコミュニケーションのとりやすさを意識した空間を提供してきた。 閉店について、同店担当者は「今回の一時閉店は、経営上の問題ではなくビルオーナーからの立ち退き勧告があったため。この秋葉原という場所にこだわりがあり、この界隈でまた新たに復活したい」という。秋葉原の音楽カルチャーについては、「秋葉原には多くのストリートミュージシャンがいて、特にアイドル系も多いところが他と違い特徴的でそうした人たちもバンド系に負けずパワフルで勢いがある。秋葉原は

イー・レヴォリューション（千代田区神田岩本町2）は4月下旬、「おとなのおやつ メイドカフェ ぴなふぉあ缶」を発売する。販売はモック（品川区）が手がける。 同商品は、モックの缶詰シリーズ「おとなのおやつ」として発売するもので、秋葉原に実在するメードカフェ「ぴなふぉあ」で提供しているメニューを缶詰で再現する。 種類は「デミグラスハンバーグ缶」「ホワイトソースハンバーグ缶」「文字入れオムライス缶」の3種。同商品には同店スタッフの「メードカード」全24種類のうち1枚が付くほか、24分の1の確率で同店で実際に使用可能な「オムライス無料券」、同店スタッフと一緒に写真が撮れる「無料撮影券」を同封する。 イー・レヴォリューション広報担当者は、企画の経緯について「秋葉原で流行している缶詰商品と、メードカフェをコラボレーションした商品を作ることができないかと考えた末、メードカフェのメニューを缶詰にした同商品の

セガ（大田区）は12月中旬より「クラブセガ秋葉原」（千代田区外神田1）などセガ系列のアミューズメント施設のうち約100店舗限定で、UFOキャッチャーの景品（プライズ）として「戦闘糧食II型仕様」の提供を開始した。 「戦闘糧食II型仕様」は通称「ミリメシ」と呼ばれる軍隊の食料。自衛隊で、演習時などの食事として実際に使用されている戦闘糧食に目を付け、同一クオリティーで一般向けにプライズ化したのが特徴。実際の戦闘糧食の中でも「II型」は、レトルトパックを指すもので、同商品もそれに合わせレトルトパウチになる。中身は「和風ごはん」「広島菜ピラフ」「パエリア」「テキサスピラフ」の4種をラインアップ。それぞれ迷彩柄円筒型パッケージに封入し、プライズとして提供する。内容量は375グラム。 同社広報担当者によると、同商品が全国のセガ系列のアミューズメント施設で提供されているが、展開数1位は秋葉原だという。現

エムワン（千代田区外神田1）は12月中旬、ケーブル専門店「エムワンチヨトク」（外神田1）を移転オープンした。場所は、「吉野家」秋葉原中央通り店隣。 同店で取り扱う商品は、テレビ・LANなどのケーブル類や、地デジ・CATVなどのアンテナ、テレビ関連商品・各種プラグ、電源関連など。そのほか、一般の量販店などでは手に入らない長尺の商品や特殊加工を施した商品、海外向けの商品も取り扱い、一般ユーザーから工事業者、外国人まで幅広く対応する。最近はバッグもラインアップする。現在、同店は第一オンキョー（港区）とともにネットショップも展開中。営業時間は10時～19時。 現在の店舗名に変わったのは10年ほど前。それまでは「チヨトク」として戦後直後から旧店舗を本店としてラジオセンターなどでも店舗展開していたが、先代の経営陣がすべて退いたのを期に、現在の宮嶋秀郎社長が本店のみを引き継いだ。店名変更の理由は、法人と

不動産専門データバンクの東京カンテイ（品川区）は9月18日、マンション価格動向を発表した。データは7月1日時点のマンション駅別平米単価上昇率ランキングで、首都圏、近畿、中部の三大首都圏駅別中古マンション価格。 同社発表によると駅別中古マンション価格（平米単価）は1年間で価格が約1割上昇。なかでもＪＲ山手線「秋葉原駅」は95.47パーセント（平米単価101.7万円）で上昇率1位。続く2位は東京地下鉄丸の内線「四谷三丁目駅」で86.31パーセント（平米単価100.2万円）上昇。 都心の価格上昇が目立つ結果となった。 東京カンテイ関連記事（吉祥寺経済新聞－東京で「住みたい街」の1位に吉祥寺－街のイメージ調査で）

Box’R　Akibaは外神田3丁目に建設している「秋葉原ビル（仮称）」（千代田区外神田3）の概要を明らかにした。 場所は「あきばお～3号店」の並びで、ビルは地下1階地上8階建ての鉄筋コンクリート構造。延床面積は1,620平方メートル、テナント入居予定数は1フロア＝1テナントを予定しており、最大で合計9テナント。全フロア飲食系店舗や物販に対応する。着工は2006年12月より行われており、竣工は2008年春頃を予定する。 現在、同ビルのリーシングを手がけるタイシハウス（千代田区外神田4、TEL 03-5207-5650）担当者は「電気街にゆっくりできる店が多くないため、ビジネスマン層をメーンターゲットにくつろげるような飲食系テナントを展開したい。ホビーショップの物販テナントなども取り込められれば」と話している。 タイシハウス

アキバ・スクエア（秋葉原UDX2階）で1月28日より、ベルリンを拠点に活動するフィリップ・オスワルトさんが企画する「shrinking cities」と、大野秀敏さんが縮小の時代における都市の未来像を提案する「fibercity」の合同展覧会「shrinking cities×fibercity @ akihabara（シュリンキング・シティー×ファイバー・シティー@アキハバラ、以下S×F＠A）」が始まる。 「shrinking cities」はフィリップさんが世界の「縮小する」都市の実態に着目し、研究者やデザイナーとともに調査・分析を行い、芸術による表現や出版活動を通して多くの人々に問題の深刻さを訴えかける展覧会で、2005年から欧米で開催している。一方、大野さんの「fibercity」は人口減少の時代に突入、少子高齢化が進行する日本の都市の衰退に警鐘を鳴らし、東京を中心とした首都圏を持