今回は、心理学者トマス・ゴードンさんの書かれた『親業』と言う本を参考にしています。親業からは、子どもへの関わり方について学ぶことができます。 親業では、主に2つの話の聞き方についてを紹介されていますが、今回は受容的な聞き方について学びたいと思います。 今回、子どもが自分の話を始めた時に、主人公である母親は、自分の言いたい事を言ってしまったことが、子どもの心を閉ざすことに繋がりました。 子どもが話を始めた時に、事情聴取のように話を聞きとったり、叱ったり、正論をぶつけたりすると、子どもは、黙らざるを得ず、さまざまな負の感情が芽生えます。例えば、自分をダメだと思ったり、自分は信用されていない・理解されていないと感じたり、苛々したり。親が破壊的かつ非治療的なコミュニケーションを取ることにより、子どもがそれ以上話さなくなるし、子どもは親から叱られたり敵対することで忙しくなり、子どもが自ら問題解決する