「大学教員の日常・非日常」さんの、「大学は何をするところだっけ?」というエントリーを読んで頭を抱えました。以下に率直に批判をしますが、BLOG主の「フラスコ」さんに個人的な憤りをぶつけるつもりはなく、認識に誤りがあったら指摘してくだされば幸いです。批判の前に、私は「大学は市場のためだけのものではない」「大学は大学が準備した「勉強」だけを学生にこなさせるものではない」というスタンスであることを明示しておきます。 主な批判対象は、フラスコさんの次の3つの発言に要約されます。 1.「勉強が好きでも得意でもないのに、大学に来るということが信じられません。」 2.「少子化で労働力が少なくなるというのに、こんなのを4年間も大学に置いといても時間のムダ」 3.「教員が研究する姿を見せ、その一端を紹介し、あとは学生が這いずり登ってくればいい」 批判のポイントを簡単に言うと、フラスコさんの「あるべき大学像」