新型コロナウイルスの感染が港湾周辺での事業継続にも影を落とすなか、日本の隠れた停電リスクが浮上してきた。発電燃料の4割を依存する液化天然ガス(LNG)は、全量を中東や東南アジアなどから船で輸入。長期保存に向かないことから備蓄量は2週間分にすぎない。LNG発電の最前線を死守しようと、東京電力ホールディングスと中部電力が折半出資する火力発電最大手JERAが水際の対策を急ぎ始めた。会議室にテント、乗船は禁止
新型コロナウイルスの感染が港湾周辺での事業継続にも影を落とすなか、日本の隠れた停電リスクが浮上してきた。発電燃料の4割を依存する液化天然ガス(LNG)は、全量を中東や東南アジアなどから船で輸入。長期保存に向かないことから備蓄量は2週間分にすぎない。LNG発電の最前線を死守しようと、東京電力ホールディングスと中部電力が折半出資する火力発電最大手JERAが水際の対策を急ぎ始めた。会議室にテント、乗船は禁止
政府と北海道電力が計画停電の検討に入ったのは、復旧のプランが綱渡りなためだ。 世耕弘成経産相は7日夕、「すべての道民に電気がしっかり行き渡るようにしたい」と発言。そのために「計画停電などあらゆる手段の準備を進めたい」と語った。 経産省などによると、企業活動で電力消費が増える週明けの10日以降、電力需給の余裕が1%を切る見通しになった場合に計画停電に踏み切る。 道内を60のグループに分割し、1回2時間、その地域の電気を止める。対象地域にいる人には前日夕方以降の複数回、携帯電話へのメールなどで知らせる。 約380万キロワットの需要のピークに対し、20万~40万キロワットの供給が不足する可能性があるためだ。1千万キロワット程度の供給が不足した東日本大震災後の計画停電と比べると規模は小さく、1回の停電の長さも半分だ。 それでも計画停電は「劇薬」。世耕経産相も「我々も発動したくはない」と付け加える。
政府は7日、北海道の大規模停電に伴って「計画停電」の準備を進めていることを明らかにした。家庭や企業などには節電要請を続けているが、復旧を進めている電力供給が需要に満たない場合には実施に踏み切る構えだ。 経済産業省は、戦後初めて計画停電が行われた2011年の東日本大震災当時と、北海道電力が準備している計画停電を比較した資料を公表した。 これによると、北海道電力は管内を60のグループに分割し、1回あたり2時間、計画停電を行う。鉄道などの公共交通や医療機関などは対象から除外する。 また、実施する場合は、事前に複数回、携帯電話のエリアメールに通知するとしている。いずれも、11年の計画停電で、準備期間の短さなどから国民の批判を浴びた東京電力を意識した内容だ。 世耕経産相は7日、今回の計画停電について、記者団に対し「11年の計画停電とは全く違う種類のものだと考えている」と述べた。
東京都国立市の都営住宅に住む織物・染色作家の藤井智佳子さん(55)が、電気代ゼロ生活を続けてもうすぐ4年になる。ベランダの太陽光パネルや、自転車型トレーニングマシンを改造した「人力発電機」で電気を自給自足。十分な電気は生み出せず、エアコンもテレビも冷蔵庫も使えないが、「工夫が楽しい」という。 藤井さんが、東京電力の工事担当者に「前例がない」と言われながらも自宅の電気メーターの配線を切り、東電との契約を解除したのは2012年9月。電力会社の送電網(グリッド)から完全に離れる「オフグリッド」生活と呼ばれる。東電広報部は「集計したことはないが、ほとんど聞いたことがない」とする。 きっかけは11年3月の東日本大震災に伴う計画停電だった。震災前はテレビを時計代わりにつけっぱなしにする生活だったが、アナログテレビがこの年7月のデジタル放送完全移行で使えなくなったのを機に買い替えないなど、使う家電を減ら
米ロサンゼルス近郊で撮影された日食(2014年10月撮影、資料写真)。(c)AFP/Frederic J. BROWN 【3月18日 AFP】欧州では、20日に起きる日食によって太陽光発電が一時的にほぼ全て停止する見込みで、電力各社はこの「前例のない」試練への備えを進めている。 欧州送電系統運用者ネットワーク(European Network of Transmission System Operators for Electricity、ENTSO-E)はこのほど、「問題が起きるリスクを完全には排除できない」と発表。現在の太陽光発電量は、欧州で最後に日食が観測された1999年当時の発電量の100倍に達している。 ENTSO-Eは「日食は以前にも起きているが、光起発電設備の導入増加を受け、適切な対応策を取らなければ問題発生リスクが深刻化する恐れがある」「欧州電力システムの安定した運用に、日
宇宙空間で太陽光発電をして地上に送電するシステムの実現に向け、宇宙航空研究開発機構(JAXA)などは3月1日、兵庫県内で行う、無線で送受電する実証試験を報道関係者向けに公開する。屋外に設置した送電側のアンテナから受電側のアンテナに向けてマイクロ波を送る。 JAXAは2009年度から宇宙システム開発利用推進機構と協力し、送電側アンテナの向きがずれても正確にマイクロ波が送れる技術などを開発している。送電装置から約55メートル離れた場所に受電装置を設置。送電側から約1800ワットのマイクロ波を発射し、受電側で電気に変換する屋外試験をする。マイクロ波を正確に受け取れれば、数百ワットの電気を取り出せる。 宇宙太陽光発電システムは、天候に左右されずに発電できる。地上約3万6千キロに直径2~3キロにわたって太陽電池パネルを広げ、原発1基分にあたる100万キロワットの電気を作ることができるとされる。30~
エレクトリカル・ジャパン(Electrical Japan)は、電力供給(発電所マップ)と電力消費(夜景マップ)の「見える化」とシミュレーションを通して、東日本大震災後の日本の電力問題を考えるためのサイトです。 米国の発電所の分布を、Google Maps地図上で一覧できます。データソースはU.S. Energy Mapping Systemおよび地図に使ったデータで、1MW以上の出力をもつ発電所を中心にデータベース化しています。 日本版とマーカーを統一するため、米国版のデータで使っている発電方式を日本版の発電方式にマッピングしています。ただし、バイオマス混焼火力発電所および複数の発電方式が混合した発電所については、正しくマッピングできていない可能性があります。 また様々な観点から発電所マップを絞り込んで検索するには米国州ごとの発電所一覧などをご利用下さい。 Source: Power P
停電発生年月日を選択してください。 発生日時 復旧日時 停電地域 停電軒数 停電理由 更新日時 都県名 市区町村名 地区
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ひまわり(の人)💉MMMP @powerpc970 .@11_shimon @tohrub1104 私には聞かれていないけど火力発電のデメリット。まずCO2排出。原子力より高い推定死亡者数(中国の石炭採掘事故や、米国の石油採掘事故は覚えてますよね?)、化石燃料への依存。化石燃料を確保するために日本は米国と戦争をしたんですよ。 2013-08-17 15:50:27 ひまわり(の人)💉MMMP @powerpc970 .@11_shimon @tohrub1104 化石燃料に依存すると、どんなに高くても、無理難題を突きつけられても「買わない」という訳にはいかなくなります。日本国内で備蓄するのも大変なコストがかかりますし、大量に保管することも不可能です。日本の備蓄量が何日分か調べてみてください。 2013-08-17 15:56:09 ひまわり(の人)💉MMMP @powerpc970
[ワシントン 12日 ロイター] 米上院エネルギー委員会は12日、天然ガス政策に関する公聴会を開催した。「シェール革命」によって米国の天然ガスの生産は飛躍的に増え、エネルギーの将来図を塗り替えつつあることを踏まえ、開発や輸出をどう規制するか、政府が再検討する必要があるとの意見が議員から出た。 岩盤層に存在する天然ガス(シェールガス)の生産は掘削技術の発達によりここ数年で大幅に増えた。「シェール革命」とも呼ばれる天然ガス生産急増は一方で、掘削が環境に及ぼす影響への懸念や、天然ガス輸出をどの程度認めるかをめぐる論議ももたらした。
Flying Zebra @f_zebra 天然ガスの輸入について国内ではまともな報道がほとんどないので、アメリカから安価なシェールガスを買えば燃料調達費はすぐにでも現在よりずっと低くでき、そうしないのは総括原価方式にあぐらをかいた電力会社の怠惰、くらいに思っている人も多そうです。 2013-02-28 19:02:39 Flying Zebra @f_zebra アメリカではシェールガスという、従来は効率的な採掘方法がなかった資源を、頁岩層を水圧で破砕するというやや乱暴な方法で採掘する方法が開発されて天然ガスの生産が急拡大し、非常に安価で調達できるようになっています。 2013-02-28 19:02:58 Flying Zebra @f_zebra 現在の増産ペースが続けば2020年頃にはアメリカは天然ガスの純輸出国になると予測されていて、日本を含めて輸入国側は調達先の多様化と供給量の
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原町火力1号機発電再開 東北電力、被災4基全て復旧 1号機が発電を再開した原町火力の中央制御室(東北電力提供) 東北電力は28日、東日本大震災の津波被害を受けた原町火力発電所1号機(福島県南相馬市、出力100万キロワット)の復旧作業を終え、試運転を始めた。東北電が震災被害から復旧を目指してきた自社の火力発電所4基は、今回の発電開始で全ての安定稼働にめどがついた。 原町火力は発電量の半分を東京電力に送電している。1号機は今春以降、安定的にフル稼働できる営業運転に切り替わる予定。同じ敷地内の2号機(出力100万キロワット)は昨年11月に試運転を始め、3月末には営業運転に移れる見通しだ。 同火力は津波でタービン建屋などが甚大な被害を受けた。東北電は当初、復旧時期をことし夏までとしていたが、原発停止の長期化で電力需給が逼迫(ひっぱく)する可能性が高まり、早期の再稼働を検討。昼夜2交代制の作業で
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