冬の連続ドラマで評判の高かった『俺の家の話』(TBS系)は42歳の主人公・寿一(長瀬智也)が実家に戻り、72歳の父親の介護をしながらこじれた親子関係を修復しようとする物語だった。そして、この春ドラマでもそれに近い人物設定の『生きるとか死ぬとか父親とか』(4月9日スタート、テレビ東京系)が始まる。40代の娘が70代の父親の面倒を見ることになり、父の人生について改めて話を聞いていくというストーリーだ。ただ、このドラマは『俺の家の話』と違って事実ベースで、“独身のカリスマ”と呼ばれるラジオパーソナリティー・コラムニスト・作詞家のジェーン・スーによる同名エッセイ(新潮社刊)をドラマ化している。 主人公の蒲原トキコ(吉田羊)は自分のラジオ番組を持つなど仕事で活躍中。若い頃に母は亡くなっており、別々に暮らす父親の哲也(國村隼)から新しくマンションを借りたいという相談を受けて、家賃を援助することに。その
Amazon Originalドラマシリーズ『ゼム』字幕版が本日4月9日、吹替版が7月23日からAmazon Prime Videoで配信される。 『SXSW2021』エピソードプレミア枠でオーディエンス・アワードを受賞した同作は、ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンとAmazon Studioの共同制作作品。「黒人の大移動」として知られる1950年代を舞台に、アメリカ・ノースカロライナから白人ばかりが住むロサンゼルスへ引っ越した黒人家族が、黒人差別にまつわる契約に苦しめられる姿を描く。全10話。 出演者はデボラ・アリヨンデ、アシュリー・トーマス、アリソン・ピル、シャハディ・ライト・ジョセフ、メロディ・ハード、ライアン・クワンテンら。監督をネルソン・クラッグ、ダニエル・スタム、ジャニクザ・ブラボー、クレイグ・ウィリアム・マクニール、タイ・ウェスが務め、脚本をリトル・マーヴィン、デヴィッド・マ
2021.04.08 08:00 【シリーズ黒人史5】Black Lives Matterへと続くアメリカ黒人の歴史~投票権法 「21世紀のジム・クロウ法だ!」 3月に制定されたジョージア州の新たな投票法を、ジョー・バイデン大統領は激しく非難した。黒人および低所得者の投票を妨げるものであることは火を見るより明らかだったからだ。 「奴隷制」(シリーズ Part. 1)終了後の「南部再建期」(シリーズ Part. 3)と呼ばれる時代、黒人たちは選挙権を得た。黒人の議員も続々と登場し、黒人たちはアメリカ市民としての時代を切り拓くかのように見えた。 ところが南部再建期はわずか12年で終了し、以後、徹底した人種隔離政策「ジム・クロウ法」(シリーズ Part. 4)の時代に突入する。同法は日常の全てを白人と黒人で厳しく隔てるものだった。黒人は貧困からの脱却が不可能となり、かつKKKなど白人至上主義者か
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く