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  • テレビアニメ『チ。 ―地球の運動について―』が10月から放送。声優陣に坂本真綾、津田健次郎、速水奨 | CINRA

    テレビアニメ『チ。 ―地球の運動について―』が10月の毎週土曜23:45からNHK総合で放送。主要キャスト、ティザービジュアル、ティザー映像が公開された。 原作は、15世紀のヨーロッパ某国を舞台に、地動説を証明することに自らの信念と命を懸けた者たちを描いた魚豊の同名漫画。飛び級で大学進学を認められ、当時最も重要とされていた神学を専攻すると宣言するも、天文への情熱を捨てられずにいた神童・ラファウは、ある日、異端思想に基づく禁忌に触れたため拷問を受け、投獄されていたという謎の学者・フベルトと出会うが、彼が研究していたのは宇宙に関する衝撃的な「ある仮説」だったというあらすじだ。 ラファウ役に坂真綾、異端審査官ノヴァク役に津田健次郎、フベルト役に速水奨がキャスティング。アニメーション制作をマッドハウスが担当する。 ティザー映像はラファウの「この世はバカばっかりだ」という独白からスタート。地球が宇

    テレビアニメ『チ。 ―地球の運動について―』が10月から放送。声優陣に坂本真綾、津田健次郎、速水奨 | CINRA
  • 佐久間宣行に聞く、地上波で流せないコント番組『インシデンツ』の挑戦。「自分が最前線の視聴者」でいる意味 | CINRA

    ―シーズン1作目とは異なる完全新作ということで、今回はまったく異なるストーリーになっています。シーズンものだと続編にしたり、前作とストーリーを関連づけたりすることもできると思うのですが、なぜまったく違う話にしたのでしょうか? 佐久間:2作目はとにかく1作目とはまったく違うことをやろうと思っていました。もともと『インシデンツ』自体が見ていて驚くような構成の企画なので、1と同じことをやっちゃうと魅力が半減してしまうなと思いました。ストーリーとしては1と関係なく、2から見ても楽しめる。むしろ2から見てもらっても良い、みたいな内容にしようと思っていましたね。 1作目は、コントは劇中劇で、ドラマ全体としては笑いを禁じられた国になっていくというストーリーがある話だったんですが、今回も危険なことはたくさんあるけれども、とにかく6話を通して楽しいコントドラマをつくることを目指しました。だから出演者もすごく

    佐久間宣行に聞く、地上波で流せないコント番組『インシデンツ』の挑戦。「自分が最前線の視聴者」でいる意味 | CINRA
  • ロシアに残ると徴兵の恐れ、移住先からは「出て行け」の声。母国を去ったスケーターたちの苦悩 | CINRA

    ロシアによるウクライナ軍事侵攻が3年目に突入。2024年の2月にカメラマンの児玉浩宜はウクライナを訪れ、若いスケーターたちのコミュニティを取材した。若者たちは、戦争中にもかかわらず、スケートボードに乗る。それは遊びではなく、彼らにとっての「自由」を示す意思表示だった。 そんなスケーターたちの姿に心を打たれた児玉が次に向かったのは、セルビアの首都ベオグラード。旧ユーゴスラビアを構成していたこの国で、奇しくもウクライナの敵国ロシアから来たスケーターたちと出会う。

    ロシアに残ると徴兵の恐れ、移住先からは「出て行け」の声。母国を去ったスケーターたちの苦悩 | CINRA
  • 30分で4度の爆発、傷だらけのデッキ——スケーターたちへの現地ルポで迫る、ウクライナ侵攻2年の「いま」 | CINRA

    2024年2月、私はロシア軍によるウクライナ全面侵攻から5度目となるウクライナを訪れていた。きっかけは東京のカフェで聞いた友人の何気ない言葉からだった。 「ウクライナってまだ戦争やってるの?」 彼女の質問に悪意がないのはわかっている。それでも「ニュースを見ればわかるだろう」と内心では小さな憤りを感じた。 だが、彼女がそう思うことはもっともだ。メディアでの報道は急速に減少しつつある。それは世間の関心が薄まりつつあるせいだろう。私が最後に訪れたのは昨年のことである。いまウクライナはどうなっているのだろうか。 霧雨の夜。首都キーウは重苦しい雰囲気に包まれていた。ちょうどこの日は侵攻から2年になるということで、各地で追悼式が挙げられていた。 「同じ通りに住む隣人が侵攻してきたロシア兵に撃たれて死んでしまった」 「友人ウクライナ軍に参加した。前線へ向かったが、すぐに亡くなった」 言葉を失うような話

    30分で4度の爆発、傷だらけのデッキ——スケーターたちへの現地ルポで迫る、ウクライナ侵攻2年の「いま」 | CINRA
  • ノーラン監督『オッペンハイマー』レビュー。作品が背負った非倫理性と、原爆投下の表象不可能性 | CINRA

    「日に来たことで、(原子爆弾の開発に携わった)自分の苦悩に変化があったとは思いません。事業の技術的成功に関与したことを後悔したこともありません。申し訳ない、と思っていないわけではないのです。昨夜よりは今夜のほうが、その気持ちが薄れているというだけで」 理論物理学者、「原爆の父」ことJ・ロバート・オッペンハイマーは、1960年9月5日、広島・長崎への原子爆弾投下後はじめて日を訪れた。冒頭の言葉は、東京で開かれた記者会見で「原爆の開発者として来日の感想を」とコメントを求められた際の返答だ。 「広島には訪問されますか?」そう尋ねられたオッペンハイマーは、「行きたいとは思っています。しかし、実際に行くことになるかはわかりません」とも答えている。 その後、彼が広島や長崎を訪れたことは生涯にわたり一度もなかった。じつのところオッペンハイマーは、原爆開発とその結果をどう受け止めていたのか。東京で発さ

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  • FBI尋問記録を完全再現。その狙いは?トランプ政権の疑惑をリークした25歳女性の物語『リアリティ』監督が語る | CINRA

    2017年、アメリカ国家安全保障局(NSA)の契約社員リアリティ・ウィナーが逮捕された。2016年の大統領選にロシアハッカーが介入していた疑惑に関する報告書、すなわち国家の機密書類をメディアに漏洩した疑いだ。ドナルド・トランプ政権を揺るがすスキャンダルは世界を驚愕させ、リアリティは「第二のスノーデン」として注目を浴びた。 映画『リアリティ』は、FBIによるリアリティ人への尋問音声記録を、ほぼリアルタイムで完全再現するという、野心的な仕掛けで世界中から注目された心理スリラーだ。監督・脚は、ニューヨークの演劇界で注目される気鋭の劇作家ティナ・サッター。2019年に自身が手がけた舞台『Is This A Room(原題)』をもとに、緊迫感が終始持続する充実の82分間をつくりあげた。 なぜ、リアリティ・ウィナーという人物に注目したのか。リアリティを通じて見えるアメリカ社会とは。そして、「尋問

    FBI尋問記録を完全再現。その狙いは?トランプ政権の疑惑をリークした25歳女性の物語『リアリティ』監督が語る | CINRA
  • 『バービー』グレタ・ガーウィグ監督インタビュー。「世代を超えて手を差し伸べることに興味がある」 | CINRA

    「世界で一番有名なファッションドール」を実写映画化した『バービー』が、8月11日に日公開を迎えた。プロデューサーで主演のマーゴット・ロビーと、監督のグレタ・ガーウィグがタッグを組んで完成させた唯一無二の「バービー映画」は、7月末にアメリカで公開されると、2023年公開の作品のなか中で週末オープニング記録第1位、累計の興行収入でも第2位に(8月6日時点)。単独の女性監督の作品として歴代最高の興行収入となるなど、さまざまな記録を打ち立てている。 作は、玩具メーカーからIPビジネスへの移行を図るマテル社による、自社商品をもとにした映画作品の第1弾でもある。これまで『レディ・バード』(2017年)、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019年)といった監督作や、共同脚・主演を務めた『フランシス・ハ』(2012年)などで、さまざまな女性の生き方と内面を描き出してきたグレタ・ガ

    『バービー』グレタ・ガーウィグ監督インタビュー。「世代を超えて手を差し伸べることに興味がある」 | CINRA
  • 哲学的思考と対話による問題解決を探る校⻑の挑戦『ぼくたちの哲学教室』が5月公開 | CINRA

    『ぼくたちの哲学教室』 © Soilsiú Films, Aisling Productions, Clin dʼoeil films, Zadig Productions,MMXXI 映画『ぼくたちの哲学教室』が5月27日から渋谷ユーロスペースほか全国で順次公開される。 『第49回日賞』⼀般向け部⾨最優秀賞(東京都知事賞)を受賞した同作は宗教的、政治的対⽴の記憶と分断が残る北アイルランド・ベルファストにあるホーリークロス男⼦⼩学校で⾏なわれている哲学の授業を2年間にわたって記録したドキュメンタリー。「平和の壁」に分断された街で哲学的思考と対話による問題解決を探るケヴィン校⻑の挑戦が映し出される。 「どんな意⾒にも価値がある」と語るケヴィン校⻑は、かつて暴⼒で問題解決を図ってきた後悔と挫折から、新たな憎しみの連鎖を⽣み出さないために導き出した1つの答えが哲学の授業だったという。監督はナー

    哲学的思考と対話による問題解決を探る校⻑の挑戦『ぼくたちの哲学教室』が5月公開 | CINRA
  • NHK『ドキュメント72時間』は、なぜ愛される? 名作「どろんこパーク」の制作背景から探る | CINRA

    ある一つの場所、一つのシチュエーションに3日間密着するドキュメンタリー番組として長い人気を誇るNHKの『ドキュメント72時間』。毎年年末には年間ベスト10が発表される同番組だが、2022年の映えあるベスト1に輝いたのが「“どろんこパーク” 雨を走る子どもたち」だ。 NPOが川崎市から委託を受けて運営するプレーパーク「川崎市子ども夢パーク」への取材は、なんと3日間とも大雨の土砂降り。しかし番組内に登場する子どもたち(&大人)は、泥だらけになるのも気にせず外に元気よく飛び出し、ウォータースライダーから勢いよく泥の沼にダイブする。かれらのなかには、学校生活や社会に困難さを抱えて、いちどはドロップアウトした者も少なくないが、その生き生きと遊びまわる姿からは多くのことを発見できるはずだ。 神回と呼ぶにふさわしい「どろんこパーク」だが、ある場所や時間にカメラを向け、この時代や社会が人々にとってどのよう

    NHK『ドキュメント72時間』は、なぜ愛される? 名作「どろんこパーク」の制作背景から探る | CINRA
  • インターネットは「作者」を増大させた。やがて訪れる大発明時代をどう生き抜く? 武邑光裕が考える | CINRA

    テクノロジーが進化した未来。リアルとデジタルの境界線が曖昧な世界で、ホモ・サピエンスからメタ・サピエンスに進化した人間は、なにを考え、どんな生活をしているのだろう。 「Humanity(人類史)」と「LIFE(生活・文化)」、「Society(社会基盤)」という3つの領域から、リアルとデジタルが解けた世界を生きる「メタ・サピエンス」の生活や営み、行動心理を考えていく。 今回は「Humanity(人類史)」のリーダーであるメディア美学者の武邑光裕が登場。カンブリア期の生物誕生から人類史を振り返り、「虚」のなかに生きる現代の私たちが未来で生き抜くために必要なことはなにかを探る。 武邑光裕(たけむら みつひろ) メディア美学者、「武邑塾」塾長。日大学芸術学部、京都造形芸術大学、東京大学大学院、札幌市立大学で教授職を歴任。1980年代よりカウンターカルチャーやメディア論を講じ、VRからインターネ

    インターネットは「作者」を増大させた。やがて訪れる大発明時代をどう生き抜く? 武邑光裕が考える | CINRA
    mmsuzuki
    mmsuzuki 2022/12/16
    “ハーバーマスは、現代は誰もが作者なれる時代だけど、誰もが編集者にはなれないと言う/コンテンツモデレーションがまったく機能しない社会が生まれてしまったことがソーシャルメディアの根本的な問題点”
  • 武邑光裕×伊藤亜紗。テクノロジーで身体は進化するのか? 利他や社会性から、未来の身体を考える | CINRA

    技術の進化は、近い将来すべての人が同じように「見える」「聞こえる」「動ける」世界をつくりだすと言われている。それは希望的であると同時に、ある感覚を鍛えてきた従来の身体が失われることでもある。コントロールするための技術の開発が続くなかで、人間が同質な存在である「ホモ・サピエンス」ではなく、より多様で高次な存在である「メタ・サピエンス」へと進化していくには、どのような視点を持つべきだろうか。 この問いをベースに展開する「メタ・サピエンス」プロジェクト。今回は、一人ひとりの固有の身体のあり方を探ってきた伊藤亜紗をゲストに迎え、武邑光裕と対談を実施。 身体にまつわる数々の著書で「できないことの価値」について触れてきた伊藤は、どのように現況を捉え、未来の人間像を思い描いているのだろうか。リアルとバーチャルが融合するパラダイムシフトを「人間の進化」として捉えて議論する。 ―伊藤さんは新著『体はゆく で

    武邑光裕×伊藤亜紗。テクノロジーで身体は進化するのか? 利他や社会性から、未来の身体を考える | CINRA
    mmsuzuki
    mmsuzuki 2022/12/16
    “物理的な存在は隣接しているだけで、こうした「つい、もれる」が起こります/物理的空間では、カフェの隣のテーブルの会話がこちらまでもれてくるけど、Zoomのブレイクアウトルームでは隣のルームの会話は聞こえま
  • STUTSのビートの「らしさ」はどこに宿る?『Orbit』で示した貪欲さ、縦横無尽な活動の原動力を語る | CINRA

    プロデューサー/ビートメイカーとして、音楽集団、Mirage Collectiveを結成。SuchmosのYONCEやペトロールズの長岡亮介ら、錚々たるプレイヤーを迎えて制作したテレビドラマ『エルピス —希望、あるいは災い—』(カンテレ)の主題歌が大きな話題を振りまいているSTUTS。 そのプロデューサーとしての存在感をさらに強める起点となったのが、3rdアルバム『Orbit』だ。自ら弾きこなすさまざまな楽器を交えたビートメイクを進化させると同時に、ツアーやフェスを通じてつながりを深めてきたSTUTS Bandとのセッション、Awichやtofubeats、JJJ、BIM、KMC、北里彰久ら、国内外から総勢18名のラッパー/シンガーをフィーチャー。ヒップホップからハウス、2ステップと、ジャンルを横断する極上のビートとともに描き出すシネマティックなサウンドスケープに、STUTSのプロデューサ

    STUTSのビートの「らしさ」はどこに宿る?『Orbit』で示した貪欲さ、縦横無尽な活動の原動力を語る | CINRA
  • 保守にもリベラルにも容赦ない? 超過激ヒーロードラマ『ザ・ボーイズ』の魅力とは | CINRA

    2019年7月より、Prime Videoで配信されている『The Boys(ザ・ボーイズ)』。企業によって管理されたヒーローが活躍する世界を舞台に、超能力を持たない人間たちの集団「ボーイズ」と、ヒーローチーム「セブン」の戦いを描いている。グロありエロありバイオレンスありと過激な表現が人気の異色作で、現在はシーズン4の製作も決定している。「ポリティカル・コレクトネス(略・ポリコレ)が強制されている」という声もある現在において、なぜ作は強烈な人気を保っているのだろうか? 自身も作のファンであるクリエイティブディレクター、コピーライターの橋口幸生が解説する。 「ポリコレのせいで何も言えなくなった」「映画もドラマもつまらなくなった」。そんな意見を、しばしばソーシャルメディアで目にする。何かあれば炎上するから、クリエイターが自由に作品をつくれない……という理屈なのだろう。 しかし、これは事実レ

    保守にもリベラルにも容赦ない? 超過激ヒーロードラマ『ザ・ボーイズ』の魅力とは | CINRA
  • コミュニティーはつくり直せない。東京オリンピックが壊した団地アパートから見る「真の豊かさ」とは | CINRA

    「2020年東京オリンピック・パラリンピックの思い出はなんですか?」と聞かれたら、あなたは何と答えるだろう。 かつて国立競技場の隣には、1964年の東京オリンピック開発の一環で建設された都営霞ヶ丘アパートが存在した。住民の平均年齢が65歳以上の高齢者団地だったが、2020年東京オリンピックの開催に伴う再開発によって、2016年から2017年にかけて取り壊された。 『東京ドキュメンタリー映画祭2020』特別賞を受賞した映画監督・青山真也の『東京オリンピック2017 都営霞ヶ丘アパート』は、アパートから強制退去させられた住民の2014年から2017年にかけての記録をとおして「五輪ファースト」の陰で繰り返される排除の歴史を映し出したドキュメンタリーだ。有志による東京都、五輪担当大臣への要望書提出や記者会見の様子を織り交ぜながら、住民が退去の日を迎えるまでの生活を切り取っている。大友良英が手掛けた

    コミュニティーはつくり直せない。東京オリンピックが壊した団地アパートから見る「真の豊かさ」とは | CINRA
  • ヒロ・ムライらが監督、終末ドラマ『ステーション・イレブン』はなぜ傷ついた観客の心を打つのか | CINRA

    ウイルス感染により、人類の99%が死滅し地球の文明が崩壊した世界。その大惨事から20年後の世界では、シェイクスピア劇専門の旅団や、パンデミック以前を知らない新世代を束ねる組織が存在し、生き残った者がそれぞれにコミュニティーを築いていた──。 カナダの作家エミリー・セントジョン・マンデルによるベストセラーSF小説『ステーション・イレブン』は2014年発表の作品だが、コロナ禍の世界を「予言」しているとして近年ふたたび注目を集めた。『アトランタ』のヒロ・ムライらを監督に迎えてドラマ化、2021年に米HBO Maxで配信されると、米ニューヨーク・タイムズ紙が「2021年のベストドラマ」の1に選出するなど、批評家・視聴者の双方から高い評価を獲得。日でも2022年4月29日にU-NEXTで配信がスタートした。 大惨事を経験してトラウマを負った人間たちの愛やつながり、人を癒す芸術の力を肯定的に綴る

    ヒロ・ムライらが監督、終末ドラマ『ステーション・イレブン』はなぜ傷ついた観客の心を打つのか | CINRA
  • ポストコロナでは「人がいる空間」の価値が上がる。建築家・半田悠人に聞く | CINRA

    コロナ禍によって顔と顔を突き合わせられるリアルな場は失われ、多くのコミュニケーションがインターネット上に置き換わった。その急激な変化、混乱への対応は人それぞれだが、一年半以上経ったいまも、落ち着いたとは言えない状態だろう。 建築家として、リアルな場の設計、コミュニケーションの可能性を追求してきたデリシャスカンパニー代表の半田悠人も、一時は慣れないリモートに悪戦苦闘していたという。同時に、そこであらためてリアルな空間の価値を再認識し、ポストコロナを見据えて新たなコミュニケーションのための場づくりを行ってきた。それが今年6月にオープンした、デリシャスカンパニーの新オフィスだ。半田のこだわりが詰まった空間で、この一年で大きく変わった人々の「コミュニケーション」のあり方や「リアルな場の価値」について聞いた。 半田悠人(はんだ ゆうと) 幼少のころに見た大工さんに憧れ、挫折と紆余曲折を経た後、建築の

    ポストコロナでは「人がいる空間」の価値が上がる。建築家・半田悠人に聞く | CINRA
    mmsuzuki
    mmsuzuki 2021/11/25
    “対面じゃないとアイデアが「飛躍」しない/ぼそっと誰かが言ったことに反応して、「それおもしろい! ちょっと話変えよう」みたいなことって、リモートでは起こりづらい”
  • 妻夫木聡と蒼井優がNHK終戦ドラマで夫婦役 「生体解剖」の罪と向き合う | CINRA

    『終戦ドラマ「しかたなかったと言うてはいかんのです」』が8月13日にNHK総合で放送される。 NHK名古屋とNHK大阪が制作する同作は、熊野以素の書籍『九州大学生体解剖事件――70年目の真実』をもとにしたヒューマンサスペンス。米兵捕虜の人体実験手術に関わってしまい、戦犯裁判で死刑判決を受けた西部帝国大学医学部助教授の鳥居太一が、彼を死刑から救おうと奔走する・房子の思いと、死刑囚たちとの新たな出会いによって、これまで目を背けていた当の罪に気づいていく姿を描く。脚を古川健、演出を田中正、音楽を小林洋平が担当。 鳥居太一役を演じるのは夫木聡。教授に人体実験手術の中止を進言するも、終戦後に戦犯となってしまうという役柄だ。裁判で歪められた真実を明らかにしようとする鳥居房子役に蒼井優がキャスティング。 このほか、捕虜処刑事件で死刑囚となった元軍人・冬木克太役を永山絢斗、捕虜の実験手術を実行する

    妻夫木聡と蒼井優がNHK終戦ドラマで夫婦役 「生体解剖」の罪と向き合う | CINRA
  • 村上春樹が贈る『村上RADIO』でレイ・チャールズ特集 中学生時代の話も | CINRA

    村上春樹がDJを務める『村上RADIO~RAY CHARLES SONG BOOK~』が5月30日にTOKYO FMほかJFN全国38局で放送される。 毎月最終日曜日放送のマンスリーレギュラー番組にリニューアルした『村上RADIO』。今回はレイ・チャールズにフォーカスし、村上が選出した作品やアーティストのカバー曲、レイ・チャールズの楽曲と出会った中学生時代のエピソードなどをオンエアする。1組のアーティストにスポットを当てた特集は2019年6月放送の『The Beatle Night』以来、約2年ぶり。 オンエアに先駆けて、5月23日19:00からTOKYO FMで『村上RADIOプレスペシャル』が生放送。坂美雨と小川哲がパーソナリティーを担当し、『村上RADIO~RAY CHARLES SONG BOOK~』に収まり切らなかった楽曲や村上の近況が明かされる。また、5月16日19:00から

    村上春樹が贈る『村上RADIO』でレイ・チャールズ特集 中学生時代の話も | CINRA
  • 村上春樹×西島秀俊×濱口竜介『ドライブ・マイ・カー』ティザービジュアル | CINRA

    濱口竜介監督の映画『ドライブ・マイ・カー』のティザービジュアルが公開された。 今夏公開される同作は、村上春樹が2013年に発表し、作品集『女のいない男たち』に所収されている短編小説『ドライブ・マイ・カー』をもとにした作品。を失い、喪失感の中で生きる舞台俳優の家福と、寡黙な専属ドライバーみさきが一筋の希望に辿り着くまでを描く。家福役に西島秀俊、みさき役に三浦透子がキャスティング。 ティザービジュアルには「その先にあるものを、僕はまだ知らない。」というコピーと共に、家福、彼の愛車である真紅の「サーブ900」に乗り込んだみさきの姿が写し出されている。

    村上春樹×西島秀俊×濱口竜介『ドライブ・マイ・カー』ティザービジュアル | CINRA
  • 白人の街で差別に苦しむ黒人家族を描く、Amazon Originalドラマ『ゼム』 | CINRA

    Amazon Originalドラマシリーズ『ゼム』字幕版が日4月9日、吹替版が7月23日からAmazon Prime Videoで配信される。 『SXSW2021』エピソードプレミア枠でオーディエンス・アワードを受賞した同作は、ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンとAmazon Studioの共同制作作品。「黒人の大移動」として知られる1950年代を舞台に、アメリカ・ノースカロライナから白人ばかりが住むロサンゼルスへ引っ越した黒人家族が、黒人差別にまつわる契約に苦しめられる姿を描く。全10話。 出演者はデボラ・アリヨンデ、アシュリー・トーマス、アリソン・ピル、シャハディ・ライト・ジョセフ、メロディ・ハード、ライアン・クワンテンら。監督をネルソン・クラッグ、ダニエル・スタム、ジャニクザ・ブラボー、クレイグ・ウィリアム・マクニール、タイ・ウェスが務め、脚をリトル・マーヴィン、デヴィッド・マ

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