米軍は17日、アフガニスタンの首都カブールで8月29日に行った無人機攻撃は誤爆だったと発表した。攻撃で子供7人を含むアフガン人10人が死亡していた。米軍は当初、過激派組織「イスラム国」(IS)系の「ISホラサン州」(IS-K)の戦闘員を狙った攻撃だと説明していた。 「最愛の家族はもう戻ってこない」。カブールで米軍の無人機攻撃により死亡したゼマリ・アフマディさん(43)の弟のエマルさん(35)は18日、毎日新聞の電話取材に改めて悲しみを語った。米国は17日に誤爆を認めたが、なぜアフマディさんやその家族は死ななくてはならなかったのか。 米軍による誤爆があったのは8月29日。その3日前にはカブール空港付近で過激派組織「イスラム国」(IS)系の「ISホラサン州」(IS-K)による自爆テロが起きており、米軍は当時、さらなるテロを警戒していた。米軍や米メディアによると、米軍は「次のテロでは、トヨタの白