人工知能を搭載したスマートスピーカーは、そのセンセーショナルさもあり“身近なハイテクギア”として、ここ数年で一気に普及しました。まるで映画のような未来を実現する音声での家電コントロールや、コンシェルジュのような生活サポートが可能になったのです。ところが、期待感とは裏腹に思ったほどの利便性を実感できず、今では結局使っていない、というユーザーの声も聞こえてきます。 そこで、ガジェットに精通し7台ものスマートスピーカーを所有するという甲斐祐樹さんに、その活用法や愛用者として実感するメリットをあらためて聞いてみました。 甲斐祐樹さん。大手電機メーカーを経て、IT系メディアのウェブニュース記者として活躍。ブロードバンド時代からインターネットにつながる家電について取材を重ねるなど、IoT製品や技術について造詣が深い。現在はハードウェアのベンチャー企業で役員を務める。妻と一児の三人家族。 スマートスピー