政治団体「関電労組政治活動委員会」が、政治団体届けのない「ヤミ政治団体」多数に「職場後援会活動費」などの名目で多数の支出をしていることを示す収支報告書の記載。2015年は1400万円あまりの使途不明金が確認された。 原発推進政策を支持する連合(日本総労働者連合会)。その傘下・関西電力労働組合と表裏一体の関係にある政治団体「関電労組政治活動委員会」が無届けのヤミ政治団体多数に違法な支出を行っている問題で、MNJの指摘にもかかわらず2013年以降も続けられていることがわかった。発覚した使徒不明金、いわば裏金は、2015年までの8年間で計9400万円。原資は関電グループの労働組合費等で、元をたどれば電気料金だ。電気料金の値上げは国の認可が必要で、原発も再稼働させたいとあって、裏に表に、活発に政治活動を行う構図がある。この裏金は、関電の社員議員たち(関電社員が地方議会の議員を兼務している)に裏工作