冤罪被害者の一人(布川事件)である桜井昌司さんが Change.org において「取調べの全過程可視化と全証拠開示で冤罪を無くそう!」というキャンペーンを呼びかけておられます。いまだ再審開始に至っていない袴田事件に関しても、つい先日次のような報道があったばかりです。 静岡新聞 9/10 「供述裏付ける書面」 袴田事件再審請求で弁護団 静岡市清水区で1966年、みそ製造会社の専務一家4人が殺害され、自宅が放火された「袴田事件」の第2次再審請求で、静岡地検が7月に開示した供述調書・捜査報告書130通の中に、事件発生時に「従業員寮で寝ていた」とする袴田巌死刑囚(77)の供述を裏付ける可能性がある書面が含まれていたことが9日、弁護団などへの取材で分かった。 弁護団や支援者によると、7月に開示された証拠を弁護団が分析したところ、袴田死刑囚の同僚が寮から専務宅の消火活動に向かう際、袴田死刑囚が自分の後