サグラダ・ファミリア教会は、スペインで最も有名な見どころとして、グラナダのアルハンブラ宮殿と双璧をなしています。実際、バルセロナに来る97%の旅行者が訪れる屈指の観光スポット。 ここでは、その見どころを旅行ガイドブックの数倍のボリュームで徹底的に解説します。 概要 建築家アントニ・ガウディの代表的な作品として既に130年以上経ちますが、現在まで未だに建設工事が延々と続く教会として知られ、その途方もなさ、訳の分からなさ故に世界中から、さすがラテンの国スペインだと称賛されています。 さて、サグラダ・ファミリアの歴史を紐解くと、その起源は1866年、宗教専門書の店主で慈善活動家でもあったジュゼップ・マリア・ブカベリャが、バルセロナに聖ヨセフ信仰協会を設立した事が始まりとなります。 ほどなくして会長のブカベリャは、この会員の寄付を建設費に充てる事でキリストの聖家族に捧げる贖罪教会をバルセロナに建て