ジャーナリストの池上彰氏が12日にネットで公開された記事で、新聞は”オワコン”ではないと強調した。部数減が止まらない新聞という媒体の重要性を説く内容で、Smart FLASHで公開されたもの。しかし、その主張は論理性・合理性を欠き、池上氏自身がオワコン化していることを示すものと言っていい。 ■池上氏が示した7つの視点 問題の記事はタイトルからストレートに「池上彰 部数減で苦境も…『新聞はオワコンじゃない。読まない人は損をします』」というもの。池上氏のコメントを紹介しつつ、新聞がいかに有用なメディアであって、「オワコン」ではないことを強調する内容となっている。 そもそも「オワコン」の定義が難しい。「俗に、流行を過ぎた商品やサービス」(デジタル大辞泉)、「話題性が薄れ、魅力がなくなり、すでに興味を引かなくなったコンテンツなどを意味する表現」(実用日本語表現辞典)などと説明されているが、広辞苑第
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