クリスマスの12月25日、国土交通省のホームページにおかしな記事が載った。 「路面下空洞探査業務の検証について」というページだ。 国道十五号線に道路保全技術センターが見逃した空洞が四十数カ所あるという僕の指摘に対して、国土交通省の官僚が、平塚事務所までわざわざ来られて、国土交通省と道路保全技術センターの非を認め、謝った上で、再調査をしたいのでデータを出してほしいとお願いしていった。 僕としては、調査をやり直せとずっと言い続けていたので、ようやくやる気になったかと、無償でその区間の調査をやってくれた企業からデータを出してもらった。 そして、その空洞見逃しのおそれのある地点の調査が終わりましたという結果報告なのだが...。 大臣、副大臣が予算折衝で忙しいというこの日時を選んで、金井道路局長以下がこっそりと出したのであろうこの報告書には、なんとなんと「直轄国道の舗装に関する保全検討委員会の中間と